昨年より16日早く、昨日（11/11）からオープンしていた黒岳へ行ってまいりました。
雪質は良いけど、まだブッシュと笹がねえ・・・まあ、見てください。
5,6,7,8
結果：8合目で撤退
天候：薄曇り
風速：無風〜強風
気温：-6〜-8度（8合目）
雪量：不足気味
雪質：良 パウダー
8:30 旭川市
天候：くもり 無風 0.4度
めずらしく、早め？に出発。今朝の市内ははかなり雪が溶けてしまい、道もほとんど乾いている。しかし、この季節は橋の上やトンネル内のアイスバーンに注意しよう。
本当はriderさんも来る予定だったのだが、昨日滑った方の話では積雪量が今一つということだったので、今回は偵察ということで我々夫婦のみで来てみた。
9:50 層雲峡
天候：薄曇り 無風
旭川市から遠ざかるにつれて積雪が多くなっていくので、見ていてうれしい。
ほぼ予定通り層雲峡へ到着（写真1）。時々薄日が差しており天候は良さそうに見えた。
駐車場は、スキーヤーの車でほぼ満車状態。
11月中はゴンドラの登り始発は8時である。12月からは9時。
スノーボードの滑走は12月初旬からなのだが、知らないで来てしまい、泣く泣く帰ったボーダーも居たようだ。
10:30 ロープウエイ5合目駅
天候：薄曇り 無風 気温：-6度
積雪80センチということで、結構な積雪があるが、ロープウエイ直下の滑降コースはまだ滑降禁止。
スキーを担ぐアルペンスキーヤーを後目に、テレマークを履いてリフト乗り場へ向かう（写真2）。
10:40 リフト乗り場
やっと、黒岳スキー場に到着。やる気満々のスキーヤーが狂ったように滑っている（写真3）。うんうん。待ちかねたからね(^_^)。
リフト直下には良い雪があるが、コースが狭い（写真4）。このあたりから、時々突風が吹き付けてきて、そのたびにリフトが停止する。おかげで終点までずいぶんと時間がかかった。
10:56 7合目リフト終点駅
7合目からみたゲレンデの様子（写真5,6）。やっぱり、笹が出ている。でも雪質自体は良さそうだ。
僕らは、真のパウダーを求めて登高開始（写真7）。
7合目から上は時々薄日は差すものの、とても風が強くて難儀した。
ブッシュが多い割には雪が深くて、ラッセルは時々膝まで達する。久々のラッセルは辛かったー。
先行者のトレースをなるべく辿って進む（写真8）。
7合目と8合目の間には、比較的良い斜面が広がる（写真9）。下りが楽しみだ。
11:48-12:00 8合目到着
気温：-8度 天候：曇り
時々ラッセルに苦労しながら、8合目に到着。昨年11月28日黒岳オープン記念山行の時に引き返した地点だ。今の時点で当時と同じくらいの積雪量なのがうれしい。
ここから上は、ブッシュがこんな感じ（写真12）だったので、ここで昼食をとったあと引き返すことにする。
すると、突然北大のスキーヤーの一団が上から降ってきて驚いた（写真11）。彼らは9合目まで上がったが、風が強くて引き返してきたとのこと。上部もブッシュが濃いそうだ。
別パーティーのスノーシューの一団は山頂へ到達したらしい。凄いけど、滑降しないなんてもったいないなあ(^_^)。
滑走時には、北大スキーヤー達と一緒に下った（写真13）。人数が多いとなにかと安心だ。「テレマークは楽しそうですね」と言われる。そうなんですよ！(^_^)
しかし、シーズン始めのせいか転びまくり。テレマークポジションの写真が無いのは、転びすぎて良い写真が撮れなかったからである。特に妻は「三年前のレベルにまで、腕が落ちたわ」というが、おいおい、その時はまだテレマークに乗っていないだろうが。
ブッシュが少なくて気持ちの良いパウダー斜面は、100メートルくらいであっという間に滑り終わった（写真14）。後半はブッシュだらけで、ぜーんぜんおもしろくない（写真15）。
12:30 7合目リフト終点駅
人が居ない・・・あれ？リフトも止まっている（写真16）。
スキーを担いで上がってきたアルペンの人に尋ねたところ、風が強くてリフトが運休しているのだそうだ。
思いがけなく、人の居ない広々としたゲレンデが楽しめることになったのだが、やはり風が強い。吹き飛ばされそうな突風が時々来る。
リフトの運休は、一時間程度だったらしい。
ゲレンデコンディションは、こんな感じ（写真17,18）。
特にリフト脇なんか、笹刈りをしながら滑っているようだ。
本来リフト直下のコースのみ解放ということなんだけど、コースの幅が狭く、上部ではコブも発達していたため、皆適当にリフト横の笹刈りコースも滑っていた。
油断すると笹にエッジが引っかかって転倒する（した）。
快適に滑れるのは、まだ少し先のようだ。
13:40 ロープウエイ7合目駅
途中休みながら昼飯の残りを食べたりして、時間をかけながらロープウエイ7合目駅に到着。
リフトが運休している間に、あきらめて帰ってしまったのかスキーヤーの姿がとても少なかった。
ここで、ゴンドラの到着を待っている間に、掲示板でおなじみのHさんと出会えた。(^_^)
14:10 層雲峡ロープウエイ駅
無事、下山完了。妻は転びすぎてボロボロ。私もラッセルでガタガタ。ついでに久々のアイスおにぎりを食べたせいか下痢の発作が・・・
Hさんと黒岳の湯に浸かり、いろいろ山スキーについて語り合えた。おかげで最後は楽しいひとときで締めくくれました。
感想：
やっぱり、雪が足りない点を割り引いても、あんまり滑って楽しいスキー場ではないですねー（失礼）。
でも、日本で一番早く天然雪で滑れるという価値は何物にも代え難いでしょう。雪質自体はとっても良いし。
これからどんどん雪が積もって条件が良くなるでしょうから、今後に期待。
写真9
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