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2015年5月30日(土)
前十勝スキーツアー
(ラストスキー)

天候:曇り後晴れ
気温:20度
風速:0〜3m/s
雪量・雪質:残雪スキーとしては十分、藪漕ぎ無し。フラットで柔らかめのザラメ
コース:白銀荘(9:10)-(11:10)前十勝残雪頂上部1590m-(12:00)1710m付近(12:05)-前十勝残雪頂上部1590m(12:30)-白銀荘前(13:23)
メンバー:大西(SL)、Mさん 計2名

今シーズンは例年より雪解けが半月ほど早い。さらに週末に悪天候が続いたので、残雪スキーができずにシーズンオフとなってしまうことを心配していた。
今回、やっと天候に恵まれたが、三段山クラブのメンバーのほとんどはスキー納めをしており、Mさんと二人だけのツアーとなった。
望岳台からの観測では三段山も行けそうだったが、白銀荘前から見た樹林帯には雪が見当たらなかったので、三段山方面を諦めて当初の予定通り前十勝へ向かった。他には単独行の男性と親子の2パーティが入山していた。
樹林帯の地面は乾燥していて歩きやすかった。ブヨが居たが、適度な風に吹き飛ばされて刺されることは無かった。これから行かれる方には虫除けの携帯をお勧めする。
千春沢までのシートラを覚悟していたが、意外なことに渡渉地点からすぐ先に雪の回廊が残っており、ほとんどの行程をシール登行できた。
千春沢の取り付きから上部にも雪が繋がっており、恒例の藪漕ぎをしなくて済んだ。
途中、追い越した親子パーティの姿が見えず心配したが、渡渉に手間取ったのと焼肉をデポしていたために遅れたとのこと。今回焼肉装備を持たなかったのは私の失敗だ。
千春沢の残雪は、下部は表面に砂が浮いていたものの、全体的には広く長く、スプーンカットもほとんど無い素晴らしいコンディションだった。
気温も低めだったので、あまり疲労せず順調に最上部に到着できた。さらにツボ足で高度を上げて素晴らしい景観を楽しんだ。
12歳の男の子もがんばって上がってきた。偉い!
ノンアルコールビールで乾杯してから滑降開始!今シーズン最後の滑りを存分に楽しんだ。
千春沢は意外と残雪が豊富だったので、恐らく来週も滑りが楽しめるだろう。
三段山クラブは今回でスキー納めとする。来シーズンまでグッドラック。

追記:この記事を書いている6月5日に、十勝岳で5センチの降雪というニュースが入った。まだ滑れるかも。


望岳台線から見た前十勝と三段山



白銀荘前
登山者・温泉客共に少なく、寂しい感じ



キャンプ場の様子


前十勝への夏道
乾いていて歩きやすい

前十勝全景
千春沢の残雪が多い!


渡渉


渡渉してすぐに雪の回廊があった


回廊をシールで登行する
途中の二股は、左へ行くのが正解

千春沢取り付き


千春沢下部
恒例のブッシュ漕ぎが無い!ありがたい


一部、砂が浮いている部分があった



中〜上部は雪が綺麗でグッドコンディション



残雪の最上部へ到着
ここで標高1590m



斜面見下ろし


単独行の方と休憩中


さらにツボ足で高度を上げてみた
標高1710m


大岩から下界を見下ろす


富良野岳


三浦さん親子
お疲れ様でした!


記念撮影


滑降開始


Mさん



Mさん



Mさん



あっと言う間に滑降終了
AppleWatchを試験運用中


雪の回廊を滑り降りる
登りも下りも大変楽なツアーとなった



回廊終点からシートラ



岩を降りてから渡渉



樹林帯を抜けて終了









写真は、大西(OLYMPUS Tough TG-2 or iPhone 6 Plus back camera 4.15mm f/2.2)

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