2015年2月14日(土)
富良野岳スキーツアー（初富良野岳は激込み）

天候：曇りのち雪
気温：-8〜-12度
風速：5m/s
雪量：十分
雪質：樹林帯は深くて軽い雪。森林限界より上はウィンドクラストの上に20〜30cmのウィンドスラブ
コース：バーデン前(9:38)-G尾根1466m(11:16)-二十二林班沢-G尾根1373m(13:22)-バーデン前(13:49)
メンバー：大西(CL)、田中パパ(SL)、田中ママ、スーさん、キャプテン　計5名

森林限界から上は視界が悪く、さらに強風が予想されたため、目的地を当初予定していた三段山から富良野岳に変更した。
白銀荘で三台の車を一台にまとめてバーデン前へ向かったが、すでに駐車場は満車状態。５人でシャベルを振るってなんとかスペースを確保した。
富良野岳の入山者は外国の方が多い。車道を滑走する様子などが見られたので、これからマナーの周知が課題になると思われる。
ヌッカクシ富良野川の渡渉地点には、誰かが梯子の橋を架けてくれていた。
樹林帯にはしっかりしたトレースがあり迷うことは無い。ジグの傾斜はとても緩く、クライミングサポートが必要ないくらいだった。
森林限界から上は強めの東風が吹いていて、視界もあまり良くなかった。
積雪は不安定でウィンドスラブに亀裂が入りやすい状態だった。ただし、吹きだまったところでもそれほどスラブに厚みがなく、柔らかだったことから滑降可能と判断した。
問題は、入山者が多すぎて主な斜面はすでにズタズタになっていたことと、危険な斜面の上にも下にも人影があったこと。もらい雪崩事故が懸念される。
G尾根を1466mまで上がってから、人を避けて二十二林班沢のボトムへ向かったところ、奇跡的にノートラック発見。素晴らしい滑りを楽しめた。それでも途中からシュプールだらけになったので、そこからヤスゲレへトラバースして1本目終了。
登り返して発射台からトラバースラインだらけの斜面を滑って2本目終了。
頑張ってG尾根を1373mまで登り返して、尾根筋を良い雪を拾いながら滑り、途中でベベルイ沢へ落ちて3本目終了。
今シーズン初にしてはまずまずの富良野岳だったけど、とにかく人が多すぎ〜