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2010年6月12日(土)
前十勝スキーツアー
(カラスにやられた)

天候:晴れ時々曇り
気温:16〜18度
風速:無風〜3m/s
雪量:十分
雪質:上部:多少荒れているが、滑りやすいザラメ。下部:かなり汚れていて、ブレーキがかかる
コース:白銀荘前(9:16)〜(11:30)千春沢(1,613m)(11:45)〜(11:51)焼肉岩(1,350)(13:16)〜1,478m(13:54)〜白銀荘前(14:39)
メンバー:大西、kinpeiさん、naokiss 計3名

快晴の予報に期待して、残雪の千春沢へ。
もちろんこの時期恒例の大量の焼き肉とノンアルコールビールを持ち込んだ。
シートラで富良野川を渡渉後、すぐに残雪を繋ぎながらシール登行に切り替え。
千春沢の谷筋は最短距離だが、深くて雪も途切れているのでそちらを避けて東側の谷筋の残雪を辿る方が良い。
とにかく暑くて消耗するが、板を担がないで済むのは助かった。
白銀荘から50分ほどで千春沢雪渓下部に到着。

千春沢には十分な積雪があり、焼肉岩も雪の下に隠れていた。
焼肉岩付近に、食材とストーブ、食器類を埋めて沢の最上部を目指す。

最上部でビール(もどき)での乾杯の後、滑降開始。
雪面は多少荒れているが、日射で柔らかくなっているので滑りやすい。大パノラマへ落ちるように滑るのは爽快だった。
しかし、待望の焼肉岩地点へ到着して愕然とした。
我々がデポしていた焼肉の多くが、カラスに食べれていたのだ。
雪の下に完全に埋めていたのだが、恐らく我々が食材を埋めているのを見ていたのだろう。肉の上にバリアーとして置いてあった食器を迂回するように横穴を掘られていた。カラスを甘く見ていた・・
カラスの食べ残した肉少々と、無事だった野菜で野菜炒めみたいなものを作って食べる。ビールもどきをあおって、なんとかショックから立ち直り、登り返し。

今日の千春沢は賑やかで、他にもぴよしろうさんや、旭川のかずさん、還暦スキーヤーさん、スノーボーダーの人が楽しんでいた。
二回目の滑降時には大西が浮き砂に突っ込んで派手に転んだが、それ以外は気持ちよく滑れた。最後は白銀荘での露天風呂で締めて、今回の千春沢ツアーは終了。まだしばらくは千春沢に雪があるだろう。

帰宅して、デジカメのデータを見て驚いた。静止画データが全て消えていた。試しに静止画を撮影してみたが記録できない。どうやら転倒時の衝撃か氷水に浸かったときの温度差でメディアが破損したらしい。デジカメデータ修復ソフトを購入して半分程度のデータのレスキューに成功。不足した分はkinpeiさんやnaokissさんから写真データを頂いて、なんとかツアー記録の体裁を整えることができた。お二人に感謝。

 


前十勝全景
右手の大きな雪渓が千春沢



千春沢のクローズアップ
下方にかずさんが見える



白銀荘前
naokissはバイクでやってきた

富良野川を渡渉
水量が多い。ブーツを濡らさないように注意

岩をよじ登る

千春沢方面へ続く残雪
ここからシール登行


何カ所か雪が切れていた


やたら暑い

登山口から50分ほどで千春沢雪渓に到達


雪渓の上は涼しい


ひたすら高度を上げる


ショートテレマークのnaokisはツボ足


千春沢雪渓最上部に到着
標高1,613m


ここで乾杯
滑降準備


滑降開始
大西


このあたりは滑りやすい

一気に高度を下げる


kinpeiさん
左手はかずさんと還暦スキーヤーさん



kinpeiさん



kinpeiさん


naokissさん



焼肉岩で焼肉の筈が・・


カラスのおかげで野菜焼きに!

さぁ気分を切り替えよう!


登り返し
雪渓の二股から下界を見下ろす




大西
二回目の滑降


大パノラマへ落ちる感覚
最高だ



kinpeiさんとnaokiss



ぴよしろうさんの装備
ショートスキーとカンダハにナイロン登山靴。この難易度は高い


ぴよしろうさん


naokissさん


ショートテレマークでジャンプターン


kinpeiさん


千春沢での滑降終了


残雪を滑って帰還

kinpeiさん

naokissさん

タンクにへこみを見つけて凹んでいるぴよしろうさん。その気持ち分かります

十勝岳連峰全景
中央が十勝岳、右手は三段山

写真は、大西のパナソニック LUMIX DMC-FT1の静止画とnaokiss,Kinpeiさんのデジカメより

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