2010年1月3日(日)
三段山スキーツアー(シュカブラを行く)
天候:晴れ時々曇り
気温:-7度
風速:無風
雪量:十分
雪質:重ための新雪10〜20cm
コース:白銀荘(9:20)〜三段山山頂1,748m(12:22)〜西の谷(登り返し)〜白銀荘(15:08)
メンバー:大西、田中パパ、ママ、ゆうちゃん、スーさん、キャプテン、タカヤ、ぱっちまん 計8名+Mixと、バックカントリーテレマークスキークラブ道北のかっちゃん
昨日の富良野岳が思いのほか良かったので、すっかり気をよくして出発した三段山。
天気も、時折ガスがかかるが概ね晴れていた・・・が、2段目から上は見渡す限りシュカブラ。
尾根も谷も全てシュカブラで埋め尽くされていた。シュカブラの固さはガチガチではないが、まともに突っ込んだらただではすまない。
半ば滑ることを諦めて、とりあえず山頂を目指す。山頂はガスに囲まれて景観は望めなかったが、風も無く穏やかな雰囲気だった。
山頂からフリコ沢に降りた四つのシュプールがあったので驚いた。今時期はリスキーだが、今日のコンディションでは最適な解だったかもしれない。
さて、僕らはどうしようか・・登りながら見た斜面はどこも全滅。ならばまだ偵察できていない西の谷に賭けるしかない?
大西:「よし!西の谷を滑ろう。西の谷は面ツルだ!」
クラブ員の面々(苦笑しながら):「へぇ?面ツル?へへへ・・」「どうしたら断言できるんだか・・」
例によって三段山クラブ員は大西の妄言を素早く見抜く。1ミリも騙されない。さすがだ。
それでも、他に滑るところもないので西の谷へ、途中でルートを間違え一本手前を滑って、シュカブラにやられる。慌てて西の谷へ移動したが、やはりシュカブラにやられる。あーもう、どこを滑ってもシュカブラにやられる。唯一西の尾根下部100メートルだけがフラットだった。
あと、三段山噴火口の周辺がフラットだったみたい。そこをしつこく登り返して滑っていた山小屋ツアーはさすがだ。
まさしくシュカブラを満喫したツアー。誰も大きな怪我をしなくて本当に良かった。
そんなシュカブラをビッグダディで滑った(ミスチョイス)大西は、実は膝をマイルドに痛めてしまったのだ・・そんなこんなで疲弊しきって帰還・・
でも、この堅いシュカブラは、きっちりとした積雪のベースを造ってくれた。今後の積雪が楽しみだ。
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