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2009年12月30日(水)
富良野岳スキーツアー(ベベルイ沢ノートラック)

天候:

高曇り
気温:-6度
風速:無風
雪量:ノーマルルート登行可能、谷筋は滑降可能
雪質:重ためのパウダー30cm
コース:バーデンかみふらの(9:36)〜ジャイアント尾根1594m(11:48)〜ベベルイ沢〜バーデンかみふらの(13:06)
メンバー:大西、田中パパ、ゆうちゃん、kinpeiさん 計4名+Mix

天候不順が続いていたが、今日はなんとか行けそう。雪もだいぶ積もっただろうということで、富良野岳に入山。
狙い通り天候は安定していた。無風で視界も良好。
積雪は順調に増えていて、まったく支障なく登行できた。これなら尾根筋の滑降も可能だろう。
それにしても富良野岳はとても空いている。一時期の混雑がウソのようだ。静かな樹林帯を誰にも出会うことなく登る。
実は大西は前日に飲み過ぎて二日酔い状態。大汗をかいて調子を戻すことができた。

西斜面は先発したかっちゃん&コータローさんが滑っていたので、狙いをベベルイ沢一本に絞ることにした。
途中、山スキーヤーのご夫婦一組が尾根上を滑り降りてきただけで、ベベルイ沢は全面ノートラックだった。いやがおうにもテンションが上がる。
まだブッシュが多いので滑るラインは限られるが、1600m近くまで高度を上げたら、ボトムまで続くラインを2本見つけることができた。
ここで、西斜面を滑っていたかっちゃん&コータローさんが追いついてきた。
登る途中でアラレの弱層を確認していたので滑降ライン上でピットチェックを行ったが、危険性は少ないと判断して滑降開始。
しっかりしたベースの上の深さ30センチ程度のパウダーを快適に滑降できた。かっちゃんとコータローさんも素晴らしい滑りを見せてくれた。視界があってなおかつノートラックのベベルイ沢を滑れるなんてとても久しぶりだ。
登り返すかっちゃん達と別れて、僕らはベベルイ沢のボトムを滑って帰還。
ベベルイ沢では無敵だったビッグダディも、ブッシュが多くて狭い斜面を滑るときには取り回しに難儀した。何回か派手に転んだり、ブッシュに板を絡め取られたりしながらもなんとか無事下山。

白銀荘では、三段山師匠夫妻とお子さん、つーたくさん夫妻と出会えた。今は本州の大学で教鞭をとっている師匠と出会えたのは数年ぶりだ。つーたくさんと山で出会えたのも数年ぶりなのでとても嬉しい。
のんびりと露天風呂に浸かり、帰路につく頃には山は荒れ出し富良野岳も見えなくなっていた。これから何日か吹雪が続くのだろう。



バーデン前
少し雲がかかっているけど晴れそうだ


駐車場
とても空いている


砂防ダム渡渉地点
問題無く渡渉可能

北尾根の樹林帯
このあたりは、やっぱりブッシュが多い

ジャイアント尾根樹林帯
ここまでくると積雪は豊富

樹氷が美しい

樹氷の中で少し休憩


森林限界付近
これなら尾根上も滑降できそうだ


1400m付近


尾根上の様子


西尾根の状況


ベベルイ沢の状況


1500m付近で休憩
風も無く穏やか


最後の一踏ん張り
ラインを探して尾根を詰める


1600m付近
尾根上はハイ松が多い


ラインを見つけた

よだれの出そうなオープンバーン
ノートラック!


ファーストは田中パパ


kinpeiさん


kinpeiさん


ゆうちゃん
今日のパウダー大賞だね



かっちゃん
素晴らしいターン


かっちゃん

かっちゃん


コータロウさん


コータロウさん


滑った斜面を見上げている


かっちゃん
ウェアがやたら派手になっていた

沢のボトムへ

パイプ上のボトムを滑り降りる

斜度が無くなったところで登行ルートと合流

ボトムを振り返る

渡渉の様子


バーデン前から
シュプールがよく見えた


 

写真は、大西のパナソニック LUMIX DMC-FT1 滑降シーンはAVCHD Lite形式のムービーから静止画切り出し

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