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2009年11月21日(土)
三段山スキーツアー(笹藪スキー)

天候:雪時々曇り
気温:-8度
風速:無風
雪量:ほとんど滑走不可
雪質:羽毛のようなパウダー
コース:白銀荘(10:36)〜2段目1,288m(11:57)〜白銀荘(12:28)
メンバー:大西、ぱっちまん、kinpei、田中パパ、takahasi、タカヤ、Mix 計6名

今シーズンBC初滑り。滑れないとは分かっていても止められない。
ハイテンションで集まったメンバー、まずはボジョレーで乾杯。
それにしても雪が少ない。積雪深は50〜60cmくらいかな、例年よりだいぶ少なく感じる。
先発者のスノーシューのトレースを辿って出発。時々藪穴に板が落ちる・・
1段目は笹だらけ、夏道の形がくっきり見える。
2段目は・・背丈よりも高いブッシュだらけ。夏道以外登れないので、急斜面の直登を強いられる・・うーん、限界。
これ以上登ったら、帰り道で怪我をしそうなので撤退。
帰路は夏道ジェットコースター、悲鳴を上げながら笹に突っ込んだり、新雪に顔面を突っ込んだり・・1段目でやっと少し滑れた。羽毛のようなパウダーを舞上げながらささやかな滑降・・というか笹スキー。雪質自体は良いのだ・・雪質は、それ以外は全部不足〜
例年初滑りはこんなものだ。あとは白銀荘で宴会〜露天風呂三昧。


白銀荘前に集合


新装備を自慢・・しない。今日は皆さん捨て板
撮影:タカヤ


登山口

笹が見えるが、まだこのへんはマシ

小雪の中を登る

夏道を外れると藪穴に落ちる
撮影:タカヤ

一段目が見えてきた

一段目の笹藪・・

撮影:タカヤ


藪にしばし呆然
撮影:タカヤ


気を取り直し、後先を考えずに登る


一段目上の樹林帯は比較的良い状態
撮影:タカヤ

久しぶりの雪山の雰囲気に浸る

二段目が見えてきた

あまりのブッシュの出具合にひるむ

気を取り直し、後先を考えずに登る

三本カバ


二段目全景


二段目全景



二段目全景



二段目に果敢にアプローチ
撮影:タカヤ

かなり苦戦する
ルートが狭く急でスリップする

疲労の色が!


最高到達地点
振り返ったら皆さんすでに下山の準備を・・


さて、どうやって降りようか


悩んだ末にシールを外す

転んでいるのではない!
板を外さずにシールを外してる図

テレマークポジションの練習


滑降開始!
幅が・・



油断すると笹藪に突っ込む

七転八倒しながら降りる

一段目は比較的快適に滑れた

笹藪スキー最高!

地雷に落ちる・・

帰還
酪農学園大学WVのテントが見える

さぁ!露天風呂に入ろう

最新三本アンテナデジタルビーコン対決
   


白銀荘の駐車場で最新ビーコン(MAMMUT Pulse Barryvox,ORTOVOX S1,PIEPS DSP)の使いやすさを比較をした。
条件は40〜50メートル離れた地点からの2個埋めテスト。1個目は距離0.3mでマークして2個目をサーチするパターン。
結果は、試験に参加した4名ともが使いやすさでBarryvox>S1>DSPに順番を付けた。
1位のBarryvoxは、シンプルで直感的なインターフェースと反応性が良かった。グラフィックと音の組み合わせが絶妙。Ver3.0でさらに使いやすくなっている。
2位のS1は、一番凝ったインターフェースを持っているが、情報過多で却って混乱することがある。例えばクロスサーチモードでは数字の増減にのみ集中する必要があるのに、サークルの大きさや信号強さの矢印などが出てきてかえって混乱する。反応性も少し劣る。それでもBarryvoxとの使いやすさの差は僅かだ。
3位のDSPは、ディスプレイの大きさの関係もあるが、インターフェースデザインが一世代前のもので使いやすさは他の2機種よりもだいぶ劣る。クロスサーチへの切り替えも自分で判断する。使いこなしには他の2機種よりも練習が必要だと感じた。
しかし、使いやすさに差があるといってもターゲット2個の捜索に要した時間はどれも5分以内で実用性に問題は無い。
また、遠距離からの捜索ではDSPの探知距離の長さが活かせるシーンがあるだろう。
今度はそちらも試したい。


写真は、大西のPENTAX Optio W60とタカヤのパナソニック LUMIX DMC-FT1

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