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2008年12月28日(日)
三段山スキーツアー(冬山の醍醐味)

天候:雪〜吹雪
気温:-13度
風速:13〜15m
雪量:不足気味だが、1段目〜2段目はオッケー。三段目より上もたぶん大丈夫。
雪質:膝以上の新雪
コース:白銀荘(9:50)〜三段目上(1482m)(11:18)〜(11:33)ゆきこ岩(1513m)(11:43)〜西尾根〜白銀荘(12:25)
メンバー:大西、ぱっちまん、kinpei、タカヤ 計4名

下界は一昨日から猛吹雪。昨日の三段山からは、ひどいラッセルで話にならないという話が入ってきていた。今朝も当然大雪。
賢明なる諸兄らは、こんな日は躊躇無くゲレンデへ向かうのでしょうが、そこはそれ・・ほら、僕ら三段山クラブですから。
目的は猛ラッセルと冬山の厳しさを味わい、本格的なシーズンインに向けて勘を取り戻すこと!目的は達成された?


大西はグローブを忘れ、さらに札幌から来るkinpeiさんが道中の大雪のために遅れてスタートはかなり遅めとなった。
まぁ、先行者が居た方がラッセルは楽なので問題ない。
雪はだいぶ締まってきていてラッセルも楽になっていた。それでもまだ膝上以上の深さで、かなり傾斜が無いと滑れない状態だ。
樹林帯は風も無く穏やかで、他のパーティとラッセルを交代しながら順調に高度を上げていった。
2段目から上は猛吹雪。いつの間にか我々以外に人影はなくなり冬山の感覚が蘇ってきた。久しぶりのブリザードも痛快で、思わず歓喜の叫びを上げてしまう。
ぜひとも山頂まで行きたいところだったが、視界が悪すぎ。滑降時に怪我でもしたら嫌なので3段目から西尾根経由で下山した。
ゆきこ岩で滑降準備をしてたら、タカヤが板を流した
一部始終をビデオで撮影していたので、よろしかったらどうぞ(^_^)。
ちゃんと板を逆さに置いてあったのに、風に煽られてひっくり返り落ちたようだ。50m下で発見できたので問題なし。
西尾根の上部はハイ松とシュカブラのミックスだったが、下部1/5は滑降可能だった。
クラッシックコースで少しパウダーを味わって終了。山頂まで行けなかったし、滑りもほとんど無かったが大満足の三段山ツアーだった。


入山口
だいぶ雪が増えた


出発!


一段目が見える
ここは充分に雪が積もった

膝上深さのラッセルを楽しむ

一段目上の樹林帯へ
こざる

二段目
まだブッシュがかなり多いが滑降は可能

三本カバで休憩中の他パーティ

二段目上
吹雪に血が騒ぐ

三段目上
この厳しさがたまらん。笑顔の面々

大西


ぱっちまん
「ヤッホー!」とか叫んでいた


kinpei

タカヤ

板流しの瞬間

発見!

板にキス
エッジに唇が貼り付いて難儀したらしい

いよいよ滑降
西尾根下部でkinpti


タカヤ


ぱっちまん

クラッシックルート森林限界付近
ぱっちまん

kinpei

タカヤ
久々の吹雪は本当に気持ちが良い。
板流しのビデオはこちら(WMV934KB)

機材の状況:
SONY HDR-SR7は、 低温と強風でビデオカメラのファインダーがほとんど見えなくなった。電源を入れっぱなしにすることでなんとかHDDは回ってくれた。撮影可。
etrex LEGEND HCxは、カラー液晶は視認性に問題なし。作動良好。


写真は、SONY HDR-SR7ハンディカムの静止画と動画からの切り出し(16:9)

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