2008年1月27日(日) 三段山スキーツアー(ホワイトアウト) コンディションがダメそうだという情報があっても、やっぱり山へ行ってしまうのは、BC馬鹿の性なんだろう・・ 天候:雪 気温:-13〜-15度 風速:2〜3m 雪量:森林限界より上では風で雪が飛ばされていた 雪質: 森林限界より上:強烈なウィンドクラストの上に10センチ程度のパウダー(若干重め) 樹林帯:30〜40センチの深いパウダー コース:白銀荘〜西の尾根〜白銀荘 メンバー:旦那、田中パパ、ママ、愛ちゃん、スー、キャプテン、マッキー 計7名 |
山頂方面は放棄。東谷には巨大雪庇が形成されており、とてもその下に進入する気にはならなかった。
天気は先週とよく似た雪模様で、さらに視界がとびきり悪い。自分と仲間の姿以外は真っ白の世界。
この影響は滑降時に顕著にあらわれる。平らな所でバランスを失って倒れるというアレだ。もしくは、目前のスキーヤーが突然消失したりする。
今回は田中パパが消えた。雪庇から3メートルほど下へ落下したのだ。
真っ白な世界には何が潜んでいるか分からない。巨大シュカブラにも突っ込んでみないと分からない・・
たまらず谷へ逃げ込んでみたが、今度は谷の壁が分からない。谷底を滑っていたはずが、いつの間にか谷の壁の途中でにっちもさっちもいかなくなる。
困ったことに最近はこんなツアーが多い。さらに困ったことに僕らはこんなツアーでも楽しいのだ。
西の尾根下部と樹林帯ではささやかな滑りを楽しませてもらった。これで十分なのだ。