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2006年11月25日(土)
三段山スキーツアー 三段山強行偵察

雪が無い、雪が無いといわれている十勝山系。どれくらい無いのか強行偵察してきました。

天候:曇り
気温:-1〜-4度
風速:0m/s
雪量:絶対的に不足
雪質:パウダー
コース:白銀荘9:30〜二段目(1302m)11:27〜白銀荘13:30〜14:30ビーコン訓練
メンバー:旦那、田中パパ、Mix、ぱっちまん、naokiss、ルーキーS、マツヤマ夫婦 計8名+1犬
トラックログ図

雪が無いとは思っていたけど、吹雪の日があったりしたので一応ちょっぴり期待して出発。しかし山が近づくにつれて黒い山肌がはっきりと見えてきた。「やっぱり雪無いなあ・・」。
例年よりもかなり雪が少ないとは聞いていたが、正直言ってここまで雪が無いとは思わなかった。
富良野岳に入山しているスキーヤーも居たが、果たして滑るところがあったのか?

しばらく白銀荘でうだうだしてから出発準備。白銀荘から見る登山口には雪が結構あるように見えるが油断してはいけない。
初めてBCに入る人が多いので、いつもより時間をかけて慎重に準備してスタート。
一段目はかろうじて滑降可能なレベル。
南西ルートは進入不可能。
二段目は滑降不能。それより先はハイ松とブッシュが酷くてスキーでは登れない状態だった(ツボ足だって難しいだろう)。
我々は三段山の谷筋の雪を期待していたのだが、谷にたどり着けなかった。

観念して下山。二段目の下部まではシールをつけて慎重に滑降する(田中パパは、シールを外してかっ飛ばしていたが・・)。
一段目上の樹林帯と一段目は瞬間的には楽しめる(苦笑)。油断すると、切り株、クマザサ、ブッシュ、なんじゃもんじゃの類に足を取られて大変危険。
這々の体で下山。欲求不満が溜まる。
白銀荘前でビーコン訓練をしてお開き。皆様、お疲れ様でした。


富良野岳
バーデン前より

 富良野岳アップ
ベベルイ沢はまだ滑降不可能だろう

三段山登山口
すでに何組か登っていったトレースがある

白銀荘駐車場
初BCは、いろいろ準備が大変なのよ

この標識が見えるということは・・積雪50センチ以下?

出発!

白銀荘を振り返る

笹藪の向こうに
一段目が見えてきた・・

一段目から南西ルートを偵察・・ブッシュの濃さにあきらめて引き返してきたところ

一段目の上


一段目上の樹林帯

ここは比較的平和な空間

二段目
でたー!二段目の惨状

夏道を忠実に辿るしかない

二段目の一本カバが見えます

うれしそうな、ぱっちまん

どうする?まだ登る?
せっかくだから行こう。せめて二段目の上まで・・

ますます酷くなるブッシュ

先発者がルート取りに苦労した跡が・・ご苦労様でした

二段目途中(1302m)
スキー登行の限界地点

ブッシュが高くて見通しが悪い

二段目のブッシュ
人影が見えるだろうか?

しゃーねぇ帰るべ

一応最高高度で記念撮影

滑降・・というよりブッシュをくぐって歩く。
シール付き

あぶねぇ!
シールを外してからはスリリングな滑降が待っている

naokissとヘルメット

田中パパ&Mix

田中パパ
唯一滑りが楽しめそうな一段目で笑っている

悪戦苦闘しながら降りてきた面々

ブービートラップ
竹槍と見まごうばかりの罠。旦那が串刺しになるところでした

一段目を滑る田中パパ

パウダー!

naokissジャンプ

naokiss

ルーキーS

ルーキーS
初テレマーク

マツヤマさん

ぱっちまん
調子が良いね

ぱっちまん

登り返して滑る田中パパ

楽しそうだ。ビッグダディを持ってくれば良かったのに

一段目滑降終了

油断してブッシュに補足された者一名

Mix

白銀荘までクラウチングでぶっ飛ばそう

まともに滑降できるようになるには、まだ二〜三週間かかると思うなー
翌日に前十勝を滑ったSHIBAさんの方が楽しめたみたい。でも、そちらは雪の下の岩地雷に十分気をつけてください。


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