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2006年3月18日(土)
前十勝スキーツアー 悪雪道場

この時期あたりから岩がしっかりした雪に隠れるので、前十勝が良い感じになってくる。
久しぶりの前十勝は・・厳しかった。
天候:高曇り
気温:-1度
風速:0〜5m(夕方から強風)
雪量:十分
雪質:樹林帯は比較的良い雪のところもあるが・・〜森林限界より上では高難易度のモナカ〜クラスト
三段山で行った弱層テストでは、顕著な弱層無し
コース:白銀荘〜前十勝S62火口付近〜白銀荘
メンバー:旦那、kinpeiさん、N田さん、T橋さん 計4名

天気が良い日には前十勝へ行こうと決めていた。雪質が悪いとは聞いているが、少しは落ち着いているかもしれないし・・
白銀荘は沢山のBCツアー客が居て、前十勝の正面スロープにも結構な人数が上がっていく。僕らはボウル斜面を経由してS62火口を目指した。
登っていて、雪質の悪さが気になる。かなり悪質なモナカだ。
前十勝の登りは単調で疲れる。素晴らしい景色が救いだ。

標高を上げるにしたがってモナカはクラストした雪質に変化してきたが、これも油断ならない癖のある雪質。
前十勝のピークハントは、噴煙の向きが悪いのでキャンセル。前十勝金庫岩の近くから滑降開始。
ボウル斜面まではクラスト気味の雪質で、なんとか滑ることができた。しかし悪い雪が部分的に潜んでいるので、思い切って飛ばすことができない。フラストレーションを貯めたまま千春沢の隣の沢へ・・ここでこてんぱんにやられた。
生涯最悪のモナカで、旦那はまったく手も足も出ない。1ターンごとに足払いを掛けられたように転ぶ。無線で、この沢を回避するように後続に伝えた・・まいった。
「ちくしょー!」沢の下でやけ酒のビール(350ml)を煽った。あぁ・・kinpeiさんは500mlですか!負けた。
気を取り直して千春沢の隣の尾根へ・・こちらは少し雪質が良い。なんとか滑れたので少し気を良くする。kipei さんは、ビールの酔いが回ったせいか一人ブリザード。
N田さんとT橋さんは、安定した滑りで危なげなく降りてきた。さすがだ。旦那は、まだまだ修行が足りない。

全山が綺麗に見えた。久しぶりだ

 登山口
来週のイベント用の雪だるまが並んでいた

沢山の登山者が居た

出発

前十勝火山観測小屋を振り返る

前十勝正面スロープ
こちらにも沢山人が入っていた

ボウル斜面へ

N田さん

ボウル斜面中盤

 ボウル斜面を登り切る

Kinpeiさん

T橋さん

N田さん

S62火口がよく見える。手前が前十勝金庫岩

風向きと雪質が悪いので、ここから滑降する。N田さん

Kinpeiさん

T橋さん

滑降開始!旦那
撮影:Kinpeiさん

しばし休憩

悪雪道場・・旦那
滑降の様子のムービーは後日公開します


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