ツアー記録目次  Top Page
2005年12月29日(木)
三段山スキーツアー 極寒快晴

ゆきことのBCツアー第二弾は、三段山リベンジ
メンバーは、スー家とKinpeiさん。天候は、悪天候の予報が晴れ!その代わり気温は低く、美瑛通過中に-22度まで下がった。吹上温泉では-17度程度。
寒さが身にしみたが、今回の三段山は景観・雪質共に素晴らしく、旦那が大事にし続けている理想的な三段山のイメージそのものだった。

天候:快晴のち曇り
気温:-17〜-12度
風速:0〜3m
雪量:不足気味だが、十分滑降可能
雪質:樹林帯〜森林限界付近は10〜30センチのドライパウダー 上部はウインドパック気味の締まった雪質
西の谷上部では、シャベルコンプレッションテストによると-20,-20,-30センチに評価2の弱層。-20センチの弱層の雪質は、雲粒なし新雪。安全と判断したが、大斜面では一人ずつ滑降。
コース:(9:45)白銀荘(14:35)〜(12:35)三段山(12:55)
メンバー:旦那、ゆきこ、スー、キャプテン、kinpei 計5名
トラックログ図


出発時には素晴らしい快晴。寒さは厳しいが、その分雪質の良さが期待できる。
今回のツアーは”癒し”がテーマ。ゆっくり景色とおしゃべりを楽しみながら登ろう。


美瑛から見た十勝連峰


真っ白に凍ったカラマツ林

前十勝の噴煙
風も無さそうだ

白銀荘前

出発

一段目

二段目
まだブッシュが濃い

kinpeiさん
ベテランの証、秀岳荘ヤッケ

二段目で休憩

大雪連峰

旦那
寒いが、風がないのでジャケットを脱いで登った
(スーさん提供)

kinpeiさん

二段目を越える

富良野岳
稜線上に田中ファミリーやY田さんが見えた

三段山全景

富良野岳

前十勝

二段目上
上富良野の町並みが見える

旦那とゆきこ

kinpeiさんの板
シールが剥がれたので、秀岳荘ゴムバンドで修理中

上空は風が強そうだ

廊下

廊下で休憩

逆光に雪煙が舞う

チカちゃんのお兄さん


上ホロ

山頂へ

とても久しぶりの三段山山頂
(スーさん提供)

この時期にこの天候の山頂
なんという幸運だろう

ゆきこも喜んでいた

十勝岳と大砲岩

滑降準備完了
kinpeiさんの頭が寒そうだが

12時過ぎに雲が出てきた。こうなると天候が崩れるのは早いので、視界のあるうちに下山することにする。
ノーマルルート上は、雪が飛ばされていて状態が良くなかったので、西の谷へ降りてみることにした。結果はビンゴ!素晴らしいパウダーを滑ることができた。
樹林帯の中の雪も良かった。

西の谷上部で弱層テスト
阿部幹雄さんとの約束を果たすべく、ゆきみちゃんで結晶観察
(スーさん提供)

一人ずつ滑降開始

kinpeiさん
素晴らしいパウダー!

キャプテン

スーさん

尾根上へトラバース

こちらも雪が良かった

旦那
(スーさん提供)

スーさん

キャプテン

kinpeiさん
深い安定したポジションで滑る

ゆきこ
相変わらずぶっ飛ばし系

ゆきこ
前回の三段山ツアーでは足が痙りまくっていたゆきこ。今回はトレーニングの効果があったらしく、比較的快調に滑っていた。このことが一番嬉しかったりする。

kinpeiさんから送られた写真
この後、案の定天候は悪化。下山したら雪が舞い始めていた
白銀荘で、田中ファミリーと出会った。富良野岳も寒さが厳しかったらしい。
快晴下の景観も、滑りも最高に楽しめたツアーだった。

阿部幹雄さんとの約束とは?
先日雪崩講習会で、旦那から阿部さんへ「僕らが遭難したら、全てのデータを提供することを約束します」と申し出たところ、「では、行動時の雪質の詳しいデータをきちんと調べてください」と言われ、ゆきみちゃんをプレゼントされたのであった。


QuickTimeムービー(14.2MB) QuickTime7が必要です

ツアー記録目次  Top Page