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2004年12月12日(日)
富良野岳スキーツアー(パウダーお祝い)

前日に急に参加が決まった富良野岳ツアー
夕べから吹雪模様の大雪となっていて、先週を彷彿とさせる降雪量に期待がふくらむ。
今回はノアで出かけて大正解だった。軽自動車とはアベレージで時速20キロ以上も違う。
バーデン上富良野前に到着してみると、すでに結構な数の車が駐車しており、安田組やHATのツアーも先行していた。駐車場の半分のスペースは工事車両で占められているので、駐車できる台数は少ない。
こぐさんとゆきぽんさんにも出会えた。皆さん、今シーズンもよろしくお願いします。

さて、今シーズン初の富良野岳。
安田組のトレースをたどらせて頂いたが(いつもありがとうございます)、例によって安田アングルは手強く、かなりスリップで苦労した。
樹林帯は雪がまだ足りなくてブッシュも多いが、ベベルイ沢は十分滑降可能のようだ。しかし、吹雪かれて視界が悪い。そこへ、もの凄い勢いで登ってきた安田さんと遭遇。
「あれ?安田さん、他の人は?」
「やがて来る」
安田塾、恐るべし。すでに一度滑降して登り返してきたとのこと。
斜面の様子が見えないので躊躇していたら、「大丈夫。雪が良いから、見えなくてもそのまま突っ込んでいっていいヨ」とのアドバイス。その言葉を信じて、真っ白な斜面にダイブ!
レインクラストの上に軽いパウダーという好条件で、とても滑りやすい。今シーズン初のオーバーヘッドパウダーの洗礼を受けた。
いつもはシーズンインにはあまり無理をしないのだが、あまりにも楽しいので登り返してベベルイ沢を二回滑降。二回目には視界も開けてきた。
最後はベベルイ沢のボトムを滑り、北尾根にトラバースしてTGRで締めた。
TGRの雪も良かったが、まだブッシュが濃い。
急斜面では表層から15センチくらいが雪崩っぽく崩れるが、驚異を感じない程度だった。
雪は良いのに、情けない事に太ももが痙る。ついでにシャリバテ・・
降りてきてから、”パウダーお祝い”と称してビールで乾杯。良いツアーだった。


天候:曇り〜吹雪
風速:10m(尾根上)
気温:-5〜-8度
雪量:少なめ、ブッシュが濃い
雪質:レインクラストの上に25センチのパウダー
コース:バーデン前〜ジャイアント尾根(登り返し一回)〜北尾根〜TGR
メンバー:旦那、田中パパ、ゆうちゃん、ぱっちまん、 Mix 計4名+1


バーデン前駐車場
すでに満車

砂防ダム渡渉地点
水量が多いので注意

ゆっくりめのペースで登る

雪が止んできたので、レイヤリングの調整

樹林帯の積雪状況

森林限界

吹雪かれる

ベベルイへのドロップ地点
視界が悪い

田中パパ
思い切って突っ込む
パウダーに包まれて見えなくなる

ぱっちまん
アパッチのソールが見える

ぱっちまん
「この板、なまら良いで〜!」

田中パパ
相変わらずB3の調子は良さそうだ

田中パパ

ゆうちゃん

ゆうちゃん
プロペラ大転倒。セスピストルのソールが目立つこと・・

登り返し

やっと、視界が良くなってきた
西尾根

北尾根とベベルイ沢

ゆうちゃん

ベベルイ沢のボトムまで降りる

田中パパ

ぱっちまん

ぱっちまん

ゆうちゃん

ゆうちゃん
だいぶセスピストルに慣れた感じ

谷のボトムの急斜面へ落ちる、田中パパ

ボトムは、雪崩に注意
表層15センチくらいが崩れる

マトリックスの真似だそうです

北尾根TGRへ

わずかなブッシュの間隙を滑る

田中パパ

良い突っ込みを見せる
ゆうちゃん

滑降完了
渡渉地点へ向かう

お疲れ様
今日の皆さんの板は、B3,セスピストル、アパッチと、センター100オーバーの板ばかり。旦那のWSは細板と呼ばれるようになってしまった。恐ろしい世の中だ。
田中パパに言わせると、旦那の体重だとWSは75mm程度の板に換算されるだろうとのこと・・
あーでも、旦那一人だけオーバーヘッドパウダーを楽しむことができた。これこれ、これが醍醐味なんですよ。細板万歳。

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