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2004年2月8日(日)
三峰山スキーツアー(軽〜く重めのパウダーを楽しむ)

意外と晴れてくれたので、気持ちよく出発。ただし、気温が高めなので雪質が心配だ。弱層試験では、場所により、-20〜-40センチに手首でずれる弱層があった。
今回は単独で先行している”かっちゃん”のトレースを、三峰山沢まで辿らせてもらった。間もなく無線から”最高のファーストトラックを頂きました!”という、かっちゃんの声が入る。
しばらくして到着した三峰山沢には、ど真ん中に一本の綺麗なシュプールが描かれていた。感嘆しながら、皆でかっちゃんのシュプールを踏まないように滑り降りる。斜度40度くらいが、少し重ためのパウダーにはぴったりの傾斜だ。フォールラインへ落ちていっても、適度に減速されて滑りやすい。
三峰山沢のボトムから、三峰山方面へ登り返していると、早くも対面の斜面をかっちゃんが派手にスラフを誘発しながら滑り降りているのが見える。うまい。今日はこれから、三峰山沢付近の斜面はかっちゃんの貸し切りだ。三峰山沢の斜面をすべて滑った後、さらにD尾根まで登り返して、午後4時まで付近の斜面を滑り尽くす予定だという。
時々無線に入る、かっちゃんの嬉しそうな声を聞きながら三峰山のテラスに到着。立ちながらパンを頬張る。何時の頃からか、僕らは昼食タイムを取ることが無くなった。もっぱら小休止の間に、各自少しずつ行動食を摂る。厳冬期には、大休止すると体が冷え切ってしまうためだ。
ここから上は視界が悪そうなので、テラス下の斜面をいただくことにした。
稜線に並んで、自分のラインを定めて滑降準備に入っていると、2.5キロほど離れた三段山山頂から、ツアーガイド中のぱっちまんの無線が入ってきた。「こっちからも良く見えるでー!」これは気合いを入れて滑らなくてはならない。
ファーストは田中パパ。フォールラインへ直線的に矢のように滑り込んでいった。完璧な滑りだ「どうだ!」
ぱっちまん:「ガスがかかって、丁度見えへんかった」がっかり。
その後、かっちゃんから「こちらから見える、斜度80度くらいのシュートへ誘導します」とゆう無線が入り、その通りに動いたら、なまらメロー&面白くない斜面を降りることになってしまった。
「かっちゃん!全然話と違うぞ!」「あはは〜そうですか。こっちからは良い斜面に見えるんですけどねー」
対面から斜面を見ると、傾斜を錯覚してこういう事が起きる。
「ちきしょー!」「許せねー!」皆でかっちゃんを罵りながら、再び登り返し。
今度は樹林帯を気持ちよく滑ることができた。そのままバーデン上富良野までラッセル気味に滑っていって、まさしく「軽〜く楽しんで」お終い。
昨日までのハードなツアーと比較すると、今回は穏やかでのんびりしたツアーになった。
白銀荘の露天風呂では、ガイドの山小屋さん、ぱっちまん、エクストリームボーダーのこぐさんらと語り合えた。風呂から上がると、丁度スッキリした表情のかっちゃんが下山してきた「いやー8本滑って完全燃焼しました」。
この日の晩に旦那は熱を出して、そのままダウン。雪あたりか?

天候:晴れ時々曇り
風速:0〜5メートル
気温:-5〜-9度
雪量:十分
雪質:40〜50センチの少し重ためのパウダー
コース:凌雲閣〜三峰山沢〜三峰山テラス〜三峰山沢〜バーデン上富良野
メンバー:旦那、田中パパ、toshi、ナガ、しのぶ、N崎、Mix 計6名+1犬


薄日の中を行く

樹氷が輝いて綺麗だった

気温は高めだったが、雪は深くて軽い・・滑りへの期待が高まる

三峰山のスロープ
正面に見えるスロープを滑る

三峰山沢へトラバース

三峰山沢のドロップポイントへ到着

田中パパ

ナガ

ナガ

ナガ
「最高!」

N崎

toshi

ピンキー

ピンキー

かっちゃん
今日は一人で三峰山沢を滑りまくる

僕らは、登り返して三峰山へ向かう

三峰山の滑降地点へ到着

田中パパ

ナガ

toshi

N崎

ピンキー

対面の三峰山沢を落ちる
かっちゃん

三峰山沢まで降りて、登り返し
「くそ!かっちゃんに騙された」

スキットルの中身はウイスキー
田中パパ所有


ナガ
樹林帯を滑る

田中パパ

N崎

ピンキー

ピンキー

沢沿いに、ラッセル気味に滑る

バーデンかみふらのへ到着
今日はちょっとライトツアーでした

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