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2003年5月4日(日)
旭岳〜愛山渓スキーツアー(久々のロングツアー)

前日、愛山渓へ食料と車をデポした我々は、朝一で旭岳ロープウエイに乗り込んだ。さすが表大雪、大変な数の登山者に驚いた。快晴の強風下、尾根筋から雪の消えた8合目からスキーを背負い、2時間半ほどで混雑している山頂へ。
山頂でゆっくり昼食をとってから、ガリガリの北斜面を滑り、ゆったりと当麻乗越へ向かう。心配していたピウケナイ沢の渡渉は、問題なくスノーブリッジを通過することができた。
当初クラストしていた雪は、この頃になると快適なザラメ雪へ変化してきた。
当麻乗越で滑降組と愛山渓への直行組に分かれ、滑降組は当麻岳へ登り返して南斜面を滑った。このあたりには沢山良い斜面がある。
当麻乗越から沼ノ原まではダラダラとした下りが続くが、愛山渓温泉手前の三十三曲坂では、濃い白樺樹林帯をすり抜けるような滑りを楽しんだ。ここはショートターンの格好の練習場所だね。
全体的に歩きが多く、メロウな斜面が多かったけど、これはかえってテレマーク向きだと言えるだろう。大雪山の懐の深さを実感できる素晴らしい縦走コースだった。

天候:快晴〜曇り
気温:5〜10度
風速:0〜10m
雪質:ザラメ
雪量:コース上は十分

メンバー:旦那、ゆきこ、ぱっちまん、ニッシー、かっちゃん(俺流)、田中パパ、田中ママ、愛ちゃん、ゆうちゃん、ミックス 合計9名+1犬
コースタイム:旭岳ロープウエイ姿見駅9:26-11:47旭岳山頂(2290m)12:32-13:36当麻乗越14:05-14:27当麻岳1781m-16:09愛山渓温泉

トラックログ図(赤が登り、青が下り)


旭岳温泉駐車場
朝から混雑していた

始発に乗れないかと思った混みぶり。増便されていた

快晴の旭岳

沢山の登山者と共に旭岳避難小屋を目指す

ここからが、登りの本番だ

途中、噴煙に巻かれて息が苦しかった

急登ではスリップしやすかった。クトーが欲しい

地獄谷を滑るスキーヤーが見えた

愛ちゃん&ゆうちゃん

足に故障を抱えた田中パパ

強風に思わずフードを被るぱっちまん。ここらへんからスキーを担ぐ

前方に金庫岩が見える。もうすぐ山頂だ

旭岳山頂へ到着

旭岳山頂から黒岳方面を見たところ。

皆が昼食を取る間に、早くも一本滑っている、かっちゃん

山頂はとても混雑していた。それにしても、のっぺりとした山頂だなあ

では、滑降スタート!
田中パパ

ぱっちまん
山足がえらいことになっている。この直後に転倒

愛ちゃん&ミックス

田中パパ&ミックス

かっちゃん&ミックス

ゆうちゃん

熊の平へ滑り込んでいく

沢型へ入る田中パパ

愛ちゃん

ニッシー

かっちゃん

ぱっちまん

ぱっちまん
エア気味にターンを決める

ゆきこ

裾合平をのんびり歩く

当麻乗越手前

巨石の下でアルコール摂取中の田中パパ

「もう少し滑り組」の当麻岳登り返し

良い場所見っけ

ぱっちまん

ぱっちまん
早い!

かっちゃん

ピウケナイ沢方面へ滑り込む

こんな楽しい滑りも(^_^)

沼ノ原から当麻岳を見返して・・「明日はあのシュートを滑る!」宣言

途中出会ったnobuさんの「腕に付けたGPS」イカス

最後は、濃い白樺林を滑り抜ける面白い斜面

WSでのショートターンは大変そう

時々「カーン!カーン!」とポールが木に当たる音が響く
このあと宿泊した愛山渓温泉で、我々が大いに盛り上がりすぎたことは反省いたします。すみません・・でも、本当に久々に心から楽しかったんです。
ちなみに旭岳ロープウエイは、ペットの持ち込みは一切禁止です。
熊避けスプレーを携帯して行動しましたが、熊の痕跡はありませんでした。


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