2003年1月25日(土) 美瑛岳スキーツアー(豊かな樹林帯と広大なオープンバーン) 旦那の骨折もリハビリが進み(まだ終わっていない・・)、まあ、そろそろ全開モードで山へ入ってもいいかな?と美瑛岳へ行ってみました。 旦那は、12年前に厳冬期の美瑛岳に登っていますが、そのときは一泊二日。ラッセルに苦労して行動時間は初日3時間(林道終点まで)二日目には12時間もかかっています。 今回はピークハントは考えず滑り重視の日帰りツアーとしましたが、念のために旦那のツアーとしては異例の6時集合。完全に日の出前です。 当初は、美瑛岳なんてアプローチの長い山は厳冬期にはあまり人も入っていないだろう・・・と思っていましたが、ガイドの山小屋さんのツアーなどが入っていて森林限界までトレースを辿ることができ、大変楽にアプローチできました。ありがたいことです。しかし期待していた森林限界の上のオープンバーンはホワイトアウト状態。さらに標高1130mから上はハイマツだらけでした(たぶん・・ホワイトアウトだったので、広範囲は確認できなかった)。このあたりは、目標物が少なくてとても迷いやすい地形なので注意が必要です。 滑降してみると、せっかく良い斜面なのに森林限界付近まではパウダーの下にウインドパックされた層があって難しい雪質。転倒者続出です。森林限界付近から下は良いパウダーでした。 時間があったので、悪のりして森林限界付近の良い感じのオープンバーンを三回も登り返して楽しみました。 そこから下は林道への合流部に少しだけ気持ちの良い斜面がありますが、ほとんどだらだら下るだけ。滑りは楽しめません。 天候:雪のち晴れ 気温:-12〜-15度 風速:0〜5m 雪量:十分 雪質:下部はパウダー、上部はウインドパック メンバー:旦那、ゆきこ、toshi、めぐろ、ニッシー、ぱっちまん、チリ、しのぶちゃん 合計8名(全員テレマークスキー) コースタイム:国立大雪青年の家付近6:40-林道から尾根へ(827m)7:44-森林限界(1130m)9:00-10:00標高1383m地点10:17-10:58森林限界(1130m)ここで3回登り返し14:07-林道から尾根へ(827m)14:23-国立大雪青年の家付近14:40 |