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2002年10月26日(土) 危険!!:岩石への接触

十勝岳スキーツアー(今シーズン初滑り!)

前日に冬山装備をかき集めるの疲れ、当日も久しぶりに10キロの荷物担ぎで疲れました・・
昨シーズンは10月6日の旭岳が初滑りでした。今シーズンは少し遅れましたが十勝岳で初滑りです。
まだ山頂付近は雪着きが悪いだろうし、アイゼンピッケル登攀(嫌なの)になるだろうと思ったので、最初から軟弱にグラウンド火口付近からの滑降を狙ってみました。
狙いは大当たり!十勝岳のグランド火口(標高1700m)から一気に距離にして850mほど滑り降りることができました。時々岩を踏んだりしてひやっとしたけど、意外なことにパウダーっぽい良い雪質でした。
悔しいのは、我々の一足先に滑ったスノーボードのシュプールが残っていたこと。いやー同じような馬鹿(誉め言葉)がいるもんだなあ・・と思い入山届けを見たら、なんとグレッチさん(三段山HPとリンク済み)じゃないの!まさか知り合いだったとは・・(^_^)
で、この初滑りですが、旦那的には面白かったけど、皆様にはあんましお勧めできません。
斜度と雪は良い感じなんですが、谷筋なので斜面が狭い。地雷的な岩が多い。
特に斜面の幅の狭さは、今回はショートスキーだったのでなんとかなりましたが、テレマークじゃきつかったですね。
三段山は全然雪が積もっていませんでした。富良野岳ジャイアント尾根も同じく。
上ホロは場所によっては腰まで雪があるとのことです。

注意:すでにここら辺は完全な冬山です。十勝岳はアイゼン、ピッケルが必要。滑降時にはヘルメットの着用をお勧めします。
天候:くもり
気温:3〜8度
風速:0〜2 m
雪量:極めて少ない(^_^)
雪質:柔らかめ(一部パウダー)
コース:白銀荘〜十勝岳グラウンド火口
白銀荘11:00-13:30グラウンド火口(1700m)13:40-15:30
白銀荘
メンバー:旦那、ゆきこ 合計2名(順不同)
なんで出発が11時なの!?という方はゆきこレポートへgo!


トラックログ付き地図(赤のラインが上り、青が下り)


上富良野から見た十勝岳。
ん〜雪はギリギリだなあ

完全な冬山装備の旦那。さすがに暑くて、この後すぐに上着を脱ぎました

出発!
このあたりには、でんでん雪は無し

しばらく樹林帯の中を十勝岳へ進む。ゆきこはテレブーツなので、歩きにくそう

観測小屋到着。冬に見るよりでかい建物だった

火砕流跡地で一休み。このあたりにも雪は無い

十勝避難小屋あたりから、やっと雪が増えてくる

ここで、真新しいボードのシュプール発見!正直ショックだった。他にもこんな馬鹿(誉め言葉)が居たとは!(^_^)

でも、このボーダー上手いよ。こんな斜面を滑っている!」と言っている

グラウンド火口直下の美味しい斜面。ここを滑ろう!

ひたすら登る・・この時は雪が柔らかくてアイゼンを使用しなかったが、もう少し気温が下がったら必要になったと思う

グラウンド火口へ到着。奥に見えるのが十勝岳ピーク。かなり硫黄臭くて早々に退散する

雲が晴れてきて、斜面が良く見えてきた。チャンス!

旦那だけスキー装備装着。
今回はショートスキー(ビッグフット)を使用

いざ、滑降開始!久しぶりなので、腰が引けている

滑り出してみると、結構良い雪で驚く

滑りの感覚も戻ってきた

気持イイ〜!

隣の谷へトラバース中

一休み。「革ブーツだとエッジが効かんねー」とか言っているところ

ここから、谷が狭くなってくる。さすがに緊張の面もちの旦那

とりあえず、行ってみる

怒濤のショートターン

(一応)
パウダーが上がる!

岩をすり抜けろ!

狭い〜けど、面白い!

どうにも止まらない

十勝岳避難小屋に到着。グラウンドからここまで滑降可能だった。

あとは、ダラダラ戻るだけ

滑ってきたところを振り返ってみたところだけど、やっぱりまだ(^_^;)岩が多すぎるね

前十勝
谷は滑れそうだけど、そこまで到達できない

三段山
まだ全然雪が無い

富良野岳
ピーク付近は雪が多いが、ジャイアント尾根にはまだ雪は無し
てな感じで、初滑りは無事終了〜ぐれっちさんは、ピークから滑降したということで、まったく大したものです。
テレマークじゃなかったのが残念ですが、担ぐと重たいし、ここは岩踏み確実なので、ちょっと板がもったいなくて・・(^_^;)
すみません。
今回、撮影に徹してくれたゆきこさんに感謝です


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