2002年3月26日(火)
三段山麓スキーツアー(トホホ・・目印テープ回収ツアー) 久しぶりに、妻のゆきこさんと二人きりのツアーです。先月三段山で切った靱帯のリハビリを兼ねているので、滑りのないハイクとしました。焼き肉道具一式を背負って楽しく森林ハイクをしていると・・・「うわっ!」 ガイドの山小屋さんから聞いていた大量の目印テープに遭遇しました。間隔は5mくらいでびっしりと吊されています。適度な目印テープにはそれほど目くじらをたてませんが、これはあきらかにやりすぎです。 当然撤去作業を開始しましたが、悪意があるかのようなもの凄くきつい堅結びでなかなか外れません。仕方なくだいぶ枝を折って除去してしまいました。この作業を延々やっているうちに、もの凄く腹が立ってきました(今回だけで約100本のテープを回収しました)。 こんな場所にはどう考えても、こんなに目印テープは必要ありません。自然分解しないビニルテープを使う必然性も堅結びの必然性もありません。まったく理解に苦しむ行為・・というか、ほとんど犯罪です。しかも、除去しながらルートを辿ってみれば、西に歩けばかならずぶつかる望岳台からの道路に出るだけで終わりです(白銀荘→夏道で前十勝方面の林間→火山観測小屋→尾根筋を吹上望岳台道路というルートらしい)。以前三段山の夏道ルート上でも類似の目印テープを見つけて撤去しましたが(同一犯でしょうか?)、ガイドの山小屋さんによると毎年この時期にこのようなテープが吊されるそうで、こんないたちごっこを繰り返すのは勘弁してもらいたいものです。 ●樹木へ目印テープ(蛍光色のビニールテープ)を取り付けたまま残していくことはご遠慮下さい 最近、三段山周辺の樹木に目印テープを過剰に取付けて、そのまま残していくケースが見られます。 ビニール製のテープは自然分解しませんので、これは山にゴミをまき散らしているのと同じ行為です。 登山者が取り付ける目印テープは、原則として使用後は取り外して持ち帰るのがマナーです。 雑然と取り付けられた目印テープは、かえって他の登山者を混乱させます。 あきらかに過剰に取り付けられている目印テープについては、随時撤去しております。 三段山の自然を愛する者一同より 結果:なんだか・・テープを撤去して終わったっー感じ 天候:曇り 風速:0〜5メートル 気温:0度くらい 雪量:十分 雪質:重雪〜クラスト、樹林帯は重めのパウダー コース:白銀荘〜火山観測小屋〜望岳台道路 メンバー:旦那、ゆきこ 合計2名(順不同) |
トラックログ付き地図
(赤のラインが歩いた軌跡、水色は目印テープのぶら下がっていたところ)