2001.2.10(土)
三段山 「HYMLオフミ第一弾-リンケン登場!-」 メンバー:旦那,N上(山S),S口(山S),K岡(山S), S藤(山S),K宮,K井,K田,まなべ&奥さん 合計10名 スー、N西と途中合流 |
全道的に大荒れの今日。って、これじゃ先週と同じ・・ HYMLオフミの第一弾は、HYMLの皆さんと、名古屋から来たテレマーカーまなべ夫婦との三段山ツアー。おそらく日本初の秘密兵器も登場! |
結果:二段目上、標高1340mで撤退 天候:二段目より上は地吹雪 風速:0〜10メートル 気温:-7〜-12度 雪量:二段目より上は風で飛ばされて少ない 雪質:カリカリのウインドパック〜粉雪 コース:白銀荘〜二段目上 今日は名古屋からやって来たまなべ夫婦とHYML(北海道山ML)三段山オフミ合宿ツアー。第一目の今日は三段山&翁コースツアー。一応私が三段山周辺を案内することになっている。 最近週末の恒例と化してきた悪天候。そこへぞくぞくと集まってきた面々(写真1)。 HYMLの方々とは初対面の方がほとんどだが、皆さんかなりの実力者らしく頼もしい。 名古屋からリンケンを引っさげてやってきた凄いテレマーカー、まなべさんは、昨日9時30分までナイターを楽しみ、かなりの藪好きぶりを発揮していたが・・・三段山は気に入ってくれるだろうか? ちなみにこれがリンケン(写真2,3)。http://www.linken.com/ ノルウエー製のステップインテレマークビンディングで、まなべさんが世界で80番目に買ったもの。おそらく山岳での使用は、これが日本で3番目・・・くらいだと思われる。 10時30分 白銀荘 天候:くもり、無風、-7度 とりあえず白銀荘を出発。 時々晴れ間も見える天候だが、上空を見ると雲の動きが早い。たぶん尾根ではかなり吹かれるだろう。 10時51分 一段目下 天候:くもり、無風、-10度 衣類調整のために休憩。一段目は雪が良くてホッとした。ラッセルもほとんど無くて助かる。皆さん足並みが良くて、ほとんどちぎれることなく綺麗な一列縦隊で登る(写真4)。 11時21分 二段目下 天候:くもり、1〜2m、-10度 尾根で天候が急変するまえの休憩。防寒装備をしっかり点検。尾根の上で地吹雪が渦を巻いている様子が見える。 11時46分 二段目上 天候:地吹雪、7〜8m、-12度 二段目の途中から雪がクラストし始め、同時に猛烈に吹雪かれる(写真5)。二段目上まで上がってみて、やっぱりがっかり。例によってハイマツがすっかり顔を出している。地吹雪で視界も悪く、これ以上登っても滑りはまったく楽しめそうもないので、速やかに下山を決定する。滑り重視の団体だと気が楽だ(^_^)。ここでスーさん、N西さんと合流。 ちなみに、リンケンを使っての登りの評価は、「登りは別に問題ありません。強いて言えば新雪の中でのステップインはちょっと面倒です。踵にプレートがあるので雪が詰まるとダメ」だそうだ。 いよいよ滑降開始(写真6〜17)。 まず、まなべさんが悪雪急斜面にトライしてくれて爆発!(写真6の直後) なんだか凄くうまくなったK井さんが、良い斜面を選んで鮮やかに滑り降りる。板をK2 Heli Stinxに変えたせいか?でも、それなら私がうまくならないのは、何故? K宮さんはクラシカルなテレマークターン。K田さんはテレマークを始めて3ヶ月とは思えない素晴らしい滑りを見せてくれた。え?師匠はK井さんなの?うーん、旦那も習おうかな・・ 山スキー軍団も皆うまい。特にS口さんやS藤さんはベテランらしく、軽やかで安定した滑りだ。皆それぞれ特徴のある滑りがあり、見ていて楽しい。 スーさんとN西さんは、とてもスピードは乗っているけど、まだアルマーク(アルペンとテレマークの合成語)だなあ・・・(^_^;)。 白銀荘 天候:曇り、無風、-10度 一段目付近で、トップで飛ばしすぎた私を後続が見失ってルートを外れるトラブルがあったが、それもまた楽しい。このあと白銀荘で昼食(ビール)を取り、午後から翁コースへ向かう。 感想:先週と同じく、天候は荒れているくせに雪のない三段山。二段目から上の景色は本当に先週と同じでした。 かろうじて一段目では楽しめましたが、これじゃ欲求不満です。まなべさんも斜度が足りないと言っているし。 帯広労山は、この天候でもピークに登ったということで、さすがですね・・・ |
|||
|
|||
|
|
||
|
|
||
|
|
||
|