2000.9.23(土)

三段山

紅葉の三段山

メンバー:旦那,妻 計2名

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しょぼい夏山の代名詞三段山へ、あえて登ってみました。でも、これが案外いい感じに紅葉してたんです。
秋の三段山再発見!
結果:三段山登頂
天候:晴れ時々曇り 無風
気温:20度

10:30 旭川出発
天候:快晴 無風 25度
さて、世間では紅葉紅葉と騒いでいるし、私たちもいっちょまえに紅葉を楽しむことにした。でも、例によって力の入っていない夏山。
出発は前回を上回る新記録の10時30分(^_^;)。当初は富良野岳へ行くつもりだったが、これじゃ無理。途中で三段山へ目的地を変更する。僕らってなんて臨機応変柔軟思考なんでしよう。

11:30 三段山登山口 白銀荘前
美瑛〜白金温泉〜望岳台〜白銀荘。
冬期間には閉鎖されている望岳台〜白銀荘間のルートを通過できるので、無積雪期には旭川から三段山までのアプローチ時間が節約できる。是非とも通年開通してほしい道である。
白銀荘に着いてみると凄い人出。十勝岳紅葉祭りの真っ最中だった。肝心の紅葉は下界から見るとあまり綺麗ではない(写真1)。今年も紅葉は今一つなのだろうか。
夏の間だけ出現する入山届ポストで記帳してから、出発!

12:05 一段目上
すごいクマ笹である。背丈より遙かに高い(写真2)。冬はこの上をスキーでかっ飛ばしているのだと思うと感慨深い。
登山道自体は、気合いの入った整備がされていて、幅3メートル程も笹が刈ってある。でも、他に登山者は居ない。いや、ホント誰も居ない。夏の三段山の人気の無さが忍ばれる。というか、せっかくの紅葉の季節なんだからきっと紅葉が綺麗な山へ皆さんは登っているのだろう。
こちらとしては、空いているのは大歓迎。

12:20 二段目上
冬の三段山では、距離は短いけれどとっても急登な二段目。やっぱり夏でも急でした。滑りやすい斜面をロープを使って登る(写真3)。
立派な登山道もここまで。無意味に切り開かれているより、かえってこの方が落ち着く。

ここから、クマ笹に代わってハイマツが盛大に茂っている(写真4)。昨シーズンはこいつらが私の足を引っかけて捻挫させてくれた。今シーズンは雪の下で大人しくしていてもらいたいものだ。

このあたりから、三段山が紅葉した姿を見せてくれた(写真5,6,7)。ナナカマドもこんなに赤く色づいている(写真8)。
いやあ、三段山とは10年以上のつきあいだが、紅葉した三段山は初めて見た。ちょっぴり感動。

13:20-13:55 三段山山頂
結構あっさりと三段山山頂へ到着(写真9)。登頂時間は1時間50分で、さすがに冬よりは早い。山頂は綺麗に晴れていた。
往路では一人としかすれ違わなかったのだが、驚いたことに山頂には沢山の人が居た。考えてみると三段山山頂への最短距離は十勝岳温泉ルートなのだ。白銀荘から登る人は少数派なのだろう。
山頂を占拠していたユースホステルからの団体が下山した後、富良野スキー場でスキー教室の先生をやっているという女性としばらく歓談した。彼女も家を出たのが10時で、しかたなく三段山へ来たという。(^_^)誰かとよく似ている。
山頂直下で一時間くらいオカリナの演奏を楽しんでいたそうだ(^_^;)。山の楽しみ方にはいろいろあるねえ。
三段山クラブ代表として、山スキーのメッカとしての三段山をアピールしておいた。

恒例の冷え冷えビールで乾杯し、遅い昼食をパクつく。
周りの人達が下山したのを確認してから、おだってみる(写真10)。さらにおだつ(写真11)・・・この辺にしておこう。
山頂から見た、周囲の様子(写真12,13)。

15:20 登山口到着
はぁーっ。着いた着いた。
妻は物足りないとか、いっちょまえのことを言っている。いつもはゆっくり汗を流す温泉だが、今日は絶望的に混んでいるので(写真15)、このままおさらば。
思いがけず紅葉が楽しめて良かった。秋の三段山も結構やるねえ。
三段山よ次は雪が降ってからくるぞ!
写真1
写真2
写真3
写真4
写真5
写真6
写真7
写真8
写真9
写真10
写真11
写真12
写真13
写真14


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