三段山スキーツアー
スノーモービルの逆襲！？
メンバー；旦那夫婦,K藤,スーさん 計4名
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でも、今回は残念な光景も見てしまいました。
結果：登頂成功
天候：快晴無風
気温：-4〜-6度
積雪：少な目。しかし十分滑降可能
雪質：上部は癖のある固雪、樹林帯より下は重ためのパウダー
コース：三段山白銀荘コース（夏道コース）
うぉー！久しぶりの三段山だぜ！燃える！！
K藤さんも、前夜から我が家に泊まって、気合い十分だ！
しかも、今回は上富のスーさんが初出撃してくれる。彼はアルペンからテレマークへ入ったナイスガイだ！
旭川を出発してから、ずっと十勝〜大雪山連邦までが丸見えだった（写真1）。大快晴。
09:45 白銀荘到着 快晴 無風 -4度
ここで、上富のスーさんと合流。見るからにスキーが上手そうだ。ブーツは・・やっぱT-1ですか！
スーさんの入れてくれたコーヒーを楽しむ（ナイス！）。こんな余裕のある出発は久しぶりだ。
10:10 白銀荘出発
ほぼ、予定通り出発！
ちょっと、雪が堅そうだ（写真2）。日差しがまぶしい。
旭川を代表するスーパーテレマーカー（2000年度秀岳荘クロスレース優勝者）T中さん一家も入山しているはずである。
デポ旗は、残置した。
11:00 二段目の上
尾根にあがると、無数のトレースが見える（ちょっとがっかり）（写真3）。今日は20人以上入山しているようだ。ノートラック斜面はあきらめよう。
上富のスーさんは、初めての参加と思えないほど順調に登高してくれる。
むしろ、経験のある妻が追い立てられている感じだ（写真4）（スキーのテール踏まれてやんの、（苦笑）情けない・・）。それでも、妻が偉そうにいろいろアドバイスしているのが微笑ましい。
北大雪スキー場では、登りが楽しめなかったので、久しぶりに登りが楽しい。
今日は暑くて、K藤さんが、おしりベンチレーションを全開にして（写真5）、暑さをしのいでいた。（クスクス）
11:30 4段目
ここで富良野市のK一さんと遭遇する。いやあ、よく三段山で会いますね。今シーズンは３回目かな？（私は、彼女を勝手に三段山クラブの富良野支部長に命じることにした）
でも、様子が変だ。十勝岳の方を指さしている。指さす方を見ると、驚くべきことに20台以上のスノーモービルが山頂付近を走り回っているではないか。
こんな光景は初めてだったので、急いでカメラを構えて撮影した。思わず、「ひどい光景だ・・・嘆かわしい。」という声を漏らしてしまう。それほど残念な光景だった。
12:00 三段山山頂 快晴 無風 -6度
山頂には6人+一匹の登山者が居り、ここでやっとT中さん一家と出会えた。
素晴らしい天候と景色だ！が、相変わらず十勝岳ではスノーモービルが走り回っている。「やつらは、白いケーキに群がるハエみたいだな。」と側にいた登山者がつぶやいた。スノーモービルが気になって、なかなか心から登頂を楽しむことができなかったが、ここで気を取り直して昼食とする。
お約束の山頂ビールの洗礼を受けるスーさんとK藤君（写真6）。
さあ、ちょっと雪質が心配だが滑降準備に入ろう。この頃、やっとスノーモービルは去っていった。
12:30 滑降開始
うへぇっ！やっぱり雪が悪いー転ぶ転ぶ。そんな中で、小学校5年生のYちゃんが（写真7）、安定して飛ばす！凄いなあ！、もっと凄いのがT中さん。ひらひらと悪雪を降りていく（写真8）。
それにひきかえ、我が三段山クラブ員達は雪と友達状態。うちの奥さん（写真9）は頭から転びすぎて、首を捻挫して次の日に病院へ行く始末。スーさんも（写真10）、アルペン譲りの素晴らしい滑りだったのだが、腰を痛めて二日休んだとか。（スーさんのテレマークとアルペンをミックスした滑りは、後にテレペン滑りと名付けられた！）
私、旦那も例外ではない。撃たれた鹿のように（わかるかなあ）転倒し、起きあがれなくなったりしていた（足がつってたの）。
すわ！三段山クラブは全滅かと思われたが、K藤さんは何度か前方一回転しながらも、あいかわらずしぶとい滑り（写真11）を見せてくれた。
今回の三段山クラブの敗因ははっきりしている。スーさんを除いて皆、北大雪の良好な条件に体が慣らされてしまい、悪雪に対応できなくなっていたのだ。
ここでT中さんが、尾根へ向かう。急勾配の上、ハイマツが出ていて危険な場所だ！だが、彼ならやってくれるかもしれない。伝説の滑りを・・・
でた！伝説の滑り！！（写真12）逆光の中、急傾斜のスカイラインを素晴らしいターンで滑降するT中さん。
ほれぼれする光景だ。ありがとうT中さん。ビデオ次回作、”SANDAN YAMA 2000”のハイライトシーンで使わせてもらいますよ。
2:00頃（はっきりしない）白銀荘到着
のどが渇いた。皆息を弾ませている。素晴らしい山行だった。
やっぱり、三段山！君は最高だったよ！
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