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2008年1月9日(水)〜10日(木)
第一回カミフ雪崩事故防止セミナー


カミフ山岳エリア(富良野岳〜三段山周辺)は、北海道内でも有数のバックカントリーフィールドとして知られ、毎シーズン多くの登山者、BCスキーヤー(ボーダー)達でにぎわいを見せています。しかし、このエリアは過酷な気象条件を持つ標高1,000mを超えた山岳地帯という一面も持っています。また近年雪崩リスクが著しく増大している傾向があり、カミフ会では積極的な雪崩事故防止活動に取り組んでいるところです。
こちらのセミナーは雪崩事故防止活動の一つとして、雪崩事故防止研究会・NPO法人北海道山岳活動サポートの協力を得て行ったものです。

会場:吹上温泉保養センター白銀荘周辺
講師:雪崩事故防止研究会の会員 スタッフ:カミフ会会員と有志の方々
受講生:30名



8日に集合した講師陣とスタッフ

セミナー本番に備えて日没まで準備作業が行われました

9日9時よりセミナー受付開始

講師・スタッフ挨拶

各講師による講義開始
雪崩対策の基本、発生メカニズム

受講生の真剣な眼差しが印象的でした

雪崩事故防止研究会が収集した各種雪崩装備

積雪断面観察スタッフ

山田講師による積雪断面観察

雪の奥深さを学びます

樋口講師によるビーコン捜索訓練

最新のビーコンも登場

班別にじっくりビーコン操作を学びます

夕方から再び座学開始
カミフ山岳エリアの雪崩の傾向、低体温症への対処法・・

セルフレスキューのためのグループミーティング

各班でリーダーを決めて真剣な討論中

ファシリテーターとして講師とスタッフが入ります

セミナー二日目は実技主体。ほとんどが屋外の厳寒下でのセミナーとなります

弱層テストのデモ
新田式、手稲式、シャベルコンプレッションテスト・・

各人が弱層テストに取り組んでいる様子

埋没体験
呼吸と連絡を確保する道具を使用して行われます

ソンデの感触体験
実際に埋没された人体の感触を確かめるのは貴重な体験となります。この後、組織的ゾンデーレンの訓練も行われました

セルフレスキュートレーニングの準備
埋没人形

セルフレスキュー開始!
セミナーの総仕上げとなります

何度も実戦的な訓練が繰り返されました

その都度、講師の厳しい講評が入ります

最後に全体講評と修了証が交付されます

受講者&スタッフで記念撮影

「事故を起こさずに山を楽しむためにも登山愛好者の技術が向上してほしい」 カミフ会代表 会田圭治
写真撮影:進パパさん

第一回カミフ雪崩事故防止セミナーの案内文PDF(400KB)


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