回転灯(真似しちゃダメよ)

改良型黄色回転灯スペシャル

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回転灯?なぜ山の道具箱に回転灯なの?
もっともな疑問です。しかし、私にとっては欠かせない山のアイテムなのです。

毎週のように三段山へ通っていますと、かなり気象条件の厳しい日もあります。
特に三段山周辺の道路は標高が高く、見通しも悪いために大変危険な状況に陥ることがあります。
そこで活躍するのが回転灯です。一昨年、悪天候の最中に何度も対向車と危険な遭遇をして辟易していた時に、ホワイトアウトの中からまるで天使の降臨のように姿を現した除雪車によって、黄色回転灯の威力を見せつけられました。

早速ホームセンターから安物の工事用黄色回転灯(5〜6千円)を仕入れて、ルーフに直接マグネットでくっつけて使用していました。しかし、この取り付け方法では雪が積もるとすぐ埋もれてしまったり、位置が低すぎて後方車から回転灯が見えないなどの欠点が明らかになってきました。
そこで、今年はホームセンターからアングルとU字ボルトを仕入れて(2千円くらい)、スキーキャリアに取り付けてみました(写真1)。どうです?格好いい!!改良型回転灯スペシャルの完成です。
取り付け位置が高いので、雪が積もって埋もれる心配もなさそうですし(写真2)、後方からも良く見えます(写真3)。

猛吹雪の中、回転灯を回しながら爆走するのは痛快です。頭の中には、Uボートのテーマ曲が鳴っています(真似しないように)。
なぜか前方の車両が急に路肩に寄って道を譲ってくれたり(?)、工事現場の警備員が挨拶してくれたりするメリットもあります。(注:赤色回転灯は緊急車両。黄色回転灯は工事車両しか公道上で点灯してはいけません。道路交通法違反になりますので、ご注意下さい。もっとも、私はこの道交法の方を改正すべきだと思っていますが)

ちなみにカーナビも重宝しています。視界の悪い時にカーブの多い山道などで、地図画面を最大倍率にして文字通りラリー・ナビゲーターとして活躍させています。50メートル先easy right! maybe?とか、500メートル直線!フルスロットルGO!とかぶつぶつ言いながら。理論的には視界ゼロでも運転できる筈ですが(くれぐれも真似しないように)。

写真 1
写真 2
写真 3