ツアー記録目次
  Top Page

2013年7月7日(日)
前十勝スキーツアー
(来シーズンまでさようなら)

天候:曇り時々晴れ
気温:20〜23度
風速:0〜3m/s
雪量:この時期にしては豊富。例年より1ヶ月ほど雪解けが遅れている印象。
雪質:堅めのスプーンカット
コース:白銀荘9:16〜残雪下端(1,150m)10:12〜残雪上端(1,590m)11:54〜12:26第二焼肉岩(1,440m)14:12〜15:21白銀荘
メンバー:大西(CL)、kinpeiさん、T田さん 計3名

6月9日に気持ちよくスキーの滑り納めをした筈なのだが、下界から見える十勝山系の雪がさっぱり消えてくれないので、やむを得ず再び滑り納めツアーを行うことにした。ただし、そろそろ相当Mでないと楽しめないコンディションと思われたので、三段山クラブ三大Mである大西、kinpeiさん、T田さんの3名でパーティを組んだ。
ちなみに7月7日に前十勝でスキーというのは、三段山クラブ発足以来の最遅記録だ。
2010年には7月4日に滑った事があるが、こちらはトラウマレベルの過酷なツアーだった(当時の参加者の皆さん、お疲れ様でした・・)。
http://www.sandan.net/tour/2010/100704/100704.html

さて、ギリギリまで天候が心配され、一時は雨の中のツアーも覚悟したが、天気予報はどんどん快方に更新されていった。
最終的には曇り時々晴れの予報になったので、そういうことならと焼肉も行うこととした。

現地に入ってみて、残雪量の多さに驚いた。残雪下端からは大したことない藪漕ぎが2カ所のみ。我々はシールで登ったが、スプーンカットが丁度良いステップになっていたのでつぼ足でもいいだろう。ただし、暑さには参った。残雪の途中で頭から清水を浴びてクールダウンできたのがありがたい。

残雪上端1,590mで3名の先行パーティ(秋本さんら)と出会い、この時期に残雪スキーを楽しめる喜びを分かち合った。滑降してみると、さすがにスプーンカットは発達していたが、比較的柔らかくそれほど手こずるほどではなかった。
雪面も比較的綺麗。焼肉はkinpeiさんがステーキを持ち込んでくれて大変贅沢なものになった。こちらもシーズンを締めくくるのにふさわしい。7月でも残雪スキーを楽しませてくれた前十勝、千春沢に乾杯!
これで正真正銘の滑り納めだ!たぶん・・では、また3ヶ月後まで・・さらば!



白銀荘から見た前十勝
さすがに細い・・


今日のMメンバー


全員テレマークブーツで登る


水量が多い,慎重に渡渉

雪の回廊はさすがにほとんど残っていない


千春沢下部が見えてきた


暑い・・



千春沢下部 残雪下端に取り付き

この時期恒例の藪漕ぎ


距離はほんの数メーターで大したことはない


雪を踏みしめる幸せ


スプーンカットをシールで登る


途中、2カ所ほど清水が岩の上を流れている箇所がある。そこで水分補給し、ついでに頭から冷水を浴びる


先行パーティが早くて追いつけない
諦めて大休止



ひたすら高度を稼ぐ


残雪の上端に到着

前回は標高1,663mに到達できたが、今回は1,590mだった。とりあえず(ノンアルコール)ビールで乾杯


滑降開始!
T田さん



kinpeiさん


今回も豪快に攻めるT田さん


kinpeiさん


大西
オーバースピードで危なかった

この時期でも千春沢は十分長大だ


秋本さんら

第二焼肉岩付近で記念撮影


焼肉ポイント

ステーキに舌鼓を打つ

先に降りていく秋本さん

とても上手でした

T 田さん

kinpeiさん

下部のスプーンカットは手強かった

藪をスキーを履いたまま突破


千春沢を後にする

千春沢全景

三段山
さすがにこちらを滑る気はしなかった

kinpeiさんと大西


岩を下り

渡渉して終了

帰路から見た前十勝
来週くらいまでは滑れると思う

写真は、大西のOLYMPUS Tough TG-2、滑降シーンはSONY HDR-GW77VのHDムービーから静止画切り出し。

ツアー記録目次  Top Page