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2013年3月9日(土)
三段山スキーツアー
(まだまだ厳冬期)

天候:雪
気温:-11〜-20度
風速:無風〜5-6m/s
雪量:十分
雪質:重めのパウダー
コース:白銀荘(9:25)〜三段山火口〜西の谷(11:26)〜白銀荘(12:01)
メンバー:大西(CL)、田中パパ(SL)、Mix 計2名+1犬

大荒れの道内、その間隙を突いて三段山を滑ってきた。
金曜日は全山ガリガリだったそうだが、土曜日には夜に降った雪と強風により、谷筋に重たい風成雪が溜まっていた。森林限界より上はホワイトアウトだったので、視界のある範囲での行動となった。
雪は重たく、シュカブラもあったが、滑りは楽しめた。
それよりも問題は気温の低さ。手足の先が痛くて何度か対処のために足を止めた。強い北東風に向かって滑った時には鼻がもげそうだった。
また、風成雪にはシューティングクラックが走り、ピットチェックの必要がないくらい雪崩リスクが高かい状態だった。そのため風下の急斜面の滑降はすべて避けねばならなかった。
久しぶりに厳しい、冬山らしい三段山を味わえて満足。三段山はまだまだ厳冬期だ。
下山後に、二人で三人の埋没を15分以内に救出するコンパニオンレスキュートレーニングを行った。こちらも実りの多いものとなった。




富良野岳駐車場 空いていた


白銀荘前駐車場 こちらもガラガラ



出発


一段目

クラッシックルートへ


雪化粧したMix


樹林帯で休憩


西の谷から三段火口へ

西の尾根


三段火口
ぎりぎり雪が付いていた


三段火口
尾根から少しでも西の谷へ入ろうとすると、シューティングクラックが入った。くわばら。



安全に三段火口の尾根を滑る
田中パパ


西の谷のボトムを登り返し


どうにも視界が悪すぎるので、西の谷の核心部手前から滑降する


今季から大西が使用しているBCA FLOAT32
歴代雪崩エアバッグの中では1番使い勝手が良い。心配された容量も十分


滑降開始
田中パパ

田中パパ
雪自体は悪くないので、結構スプレーが上がる


田中パパ



田中パパ


大西


大西
二段目を滑る


田中パパ
一段目を滑る

人数少なめ、写真少なめ。
たまには2人+1匹のツアーもいい。
 

写真は、大西のOLYMPUS Tough TG-1、滑降シーンはSONY HDR-GW77VのHDムービーから静止画切り出し

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