2013年2月10日(日)
三段山スキーツアー(久しぶりのツアー、久しぶりの東谷)
天候:曇り〜晴れ〜雪
気温:-8〜-10度
風速:無風
雪量:十分
雪質:深く軽いパウダー
コース:白銀荘9:27-11:33三段山山頂11:55-東の谷(東壁を一度登り返し)-14:00白銀荘
メンバー:大西(CL)、田中パパ(SL)、田中ママ、ゆうちゃん、スーさん、キャプテン、kinpeiさん、タカヤ、あのっち、takedaさん、かっちゃん(所属:ストイック・ジャパン)、Mix 計11名+1犬
悪天候が続いた果ての待望の三連休、初日の土曜日に富良野岳に入った田中パパから雪は良かったという連絡が入った。天気予報では日曜日の天候はまずまず・・これは良いツアーになる予感がする。
今回のツアーは、飛び入りのかっちゃん(ストイック・ジャパン)を含めると11名の大所帯。
入山先は富良野岳がベストだったかもしれないが、バーデン前は車が溢れている状態でとても入山できそうになかったので、比較的空いている前十勝と迷った末に三段山とした。
登りだしてみると、雪は信じられないほど軽く深かった。2段目から上の谷地形やハイ松帯がすっかり埋まり、全体的に山並みがなだらかになっていた。こんな情景も久しぶりだ。
時々ガスに追いつかれながら山頂に到着。山頂はすでに多くのスキーヤーで賑わっていた。
滑降ルートは西の谷としたかったが、すでに多くのスキーヤーが入っているようなので東谷とした。フリコ沢にも良い雪が溜まっていたが、この人数ではリスクが高いと判断した。
東谷までの雪は、20cm下にハードバーンがあり、時々波打つバーンに突き上げられた。
谷の手前でピットチェックを行った結果はCTV(BRK)down20cm。(四角柱を切り出している途中で雪面から20cmの深さで破壊。破壊の特徴は凸凹した不規則な破壊)ブレイクした粉雪の下の層は地表まで硬度K(ナイフの先端)でスノーソーで切ることも難しかった。この結果なら雪崩れても点発生のスラフ程度と判断し、スキーカットを実施してから滑降した。
東谷は特に東面に良い雪が吹き溜まっていて、最高のパウダーランを楽しめた。東壁のコンディションも良さそうだったので苦労して登り返したが、タイミングの悪いことに雪が激しくなり、視界が低下した中の滑降となってしまった。
1段目では、アルパイン計画によるエアボードのツアーと出会えた。三段山でエアボードを見るのは初めてだったので嬉しい。雪山の楽しみ方が多様になるのはいいことだ。
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