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2013年1月5日(土)
旭川某所スキーツアー
(驚くほど深い雪)

天候:晴れ
気温:-10度
風速:無風〜5m/s
雪量:膝上ラッセル
雪質:深いドライパウダー
コース:旭川某所12:30-15:30
メンバー:大西、田中パパ、タナカズさん 計3名

本来、今日は田中家と共に富良野岳スキーツアーを行う予定だった。
しかし、低温注意報が発令され、大西の「美唄のアパートの水道落とし忘れ」によって、当日急遽ツアーは中止。
大西は早朝から水道水を落とすためだけに旭川〜美唄間を(普段使うことの無い)高速道路で往復。
幸い、アパートの水道は(ギリギリ)無事だったが、そうなるとこの快晴下、ツアー中止に対する憤りをどこへ向けたら良いのか?(まぁ、どう考えても自分が悪いわけだが)
田中家も、ツアー中止に対する欲求不満で爆発寸前であろうことは容易に想像がつく。
午後スタートからでもスキーツアーを楽しめる可能性として、タナカズさんから聞いていた某所でセッションを行うことを思いついた。各所に電話と迷惑を掛けまくり、さらに大西の遅刻付きでなんとかツアーが実現できた。
タナカズさんに案内してもらったそこは、ディープパウダーの楽園だった。急なお願いに快く対応してくれたタナカズさんに感謝。

※三段山クラブで開拓したエリアではなく、それなりにリスクの高い場所ですので、位置の詳細は控えさせて頂きます。ご了解ください。
※滑降地点でコンプレッションテストをしたところ、CTH22(SP)down70 (腕全体の力で叩いて2回目に、深さ70センチで破壊。破壊の特徴は瞬間的でクリーン) 融解凍結クラストの上に霜ざらめの弱層が認められたので、念のためにスキーカットを実施した。 


アプローチは比較的短い


斜面見下ろし
起伏があり、一部には全層雪崩につながる可能性のある大きな亀裂も認められた



滑降準備
逆光に舞う粉雪が美しい


大西がスキーカットのために先行
もちろん雪崩エアバッグを装備。

タナカズさん、ドロップ


見よ!この深さ


起伏を楽しみながら滑降


田中パパ

田中パパ


タナカズさん
2本目ドロップ


タナカズさん


タナカズさん


タナカズさん

潜行中


田中パパ
2本目


田中パパ


田中パパ

田中パパ


滑降した斜面
滑降後には登り返さないと帰還できない



シュプール


膝高さのラッセル


傾いてきた太陽の方向に帰還する

※全層亀裂からも分かるように、雪崩やすい地形且つ吹きだまり斜面。相応の雪崩リスク管理が必要。
ただし、斜面底部は平坦なので埋没リスクは低いかもしれない。
※ 滑降後は登り返さないと帰れない。したがって負傷時のリカバリーが難しいところでもある。
※完全なBC装備が必要。



左記の注意点を踏まえれば、素晴らしいBCエリアだ。個人的にはテント泊して滑りまくりたいと思った。
案内してくれて、たくさんラッセルもしてくれたタナカズさんに感謝。ありがとうございます。
大西の大ポカで富良野岳ツアーが中止となり、迷惑を掛けた田中家にお詫び申し上げます。ごめんなさい。

写真は、大西のOLYMPUS Tough TG-1、滑降シーンはSONY HDR-GW77VのHDムービーから静止画切り出し

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