ツアー記録目次
  Top Page

2011年12月18日(日)
三段山スキーツアー
(シーズンインの偵察)

天候:曇り
気温:-12〜-15度
風速:無風〜10m/s
雪量:全体に少ないが、コースを選べば山頂までスキー登行可と思われる。ラッセルは膝下程度。
雪質:極上のドライパウダー
コース:白銀荘9:30-11:40四段目直下(廊下突き当たり)1552m 11:55-白銀荘12:50
メンバー:大西、田中パパ、田中ママ、スーさん、キャプテン、kinpeiさん、Mix 計6名+1犬

10月に初滑りを決めてから、ずいぶんと比が日が空いてしまった。
今シーズンの十勝山系はなかなか雪が積もらなかったが、やっとまとまった量が降ってくれたようだ。そろそろ偵察に入ってみよう。
たぶん玉砕気味のツアーになるのに6名も参加表明があった。さすが三段山クラブだ。

当日、下界は晴れていたが、十勝山系は真っ黒な雲に覆われていた。上空は風が強そうだ。
意外なことに白銀荘は結構賑わっていて、結構な数の登山者が入山していた。
登山口から見た雪の量は予想よりも多かった。ササもだいぶ隠れている。気温は低いが、これはパウダースノーの代償だ。
一段目はだいぶブッシュが隠れていて、十分滑降可能だった。地形の凹凸もかなり埋まっている。
二段目はまだまだブッシュだらけで、大きく西側に迂回してブッシュを避けなければならなかった。
二段目上のハイ松は、この時期にしては隠れていた。雪庇に注意しながら東谷寄りに高度を上げて廊下に入った。このあたりから風が強くなり、視界も低下してきたので、廊下の突き当たり1550mから下山する。
雪質は良いのだが、東谷寄りの滑降ルートが狭くて苦労する。うっかりすると雪庇から転落しそうだ。
二段目上からは谷筋の雪を求めて西の涙壁に入ってみたが・・イマイチ。ここからクラシックルートに戻るルートにはいつも苦労するのだが、西の尾根を滑っていたガイドツアーやスノーボーダー2人組のトレースをありがたく利用させて頂いて(ありがとうございます)、クラシックルートから下山した。
樹林限界から下の雪は素晴らしく、オーバーヘッドパウダーを味わうメンバーもいた。
白銀荘キャンプ場にて、ビーコン試験や雪崩エアバッグの展開試験などを行い、あとはいつもの露天風呂〜解散。

 


白銀荘周辺は雪に覆われていた


入山口
だいぶササが隠れている


一段目
十分滑降可能


ここで一休み

二段目
ブッシュが多く、滑降不能


樹氷が綺麗だった


下界は晴れているが、雲高が低い


二段目上
ハイ松の露出は少なめ

ここから先は視界が悪くなる


西の尾根の様子
残念ながらブッシュが多い


ファイントラックのバラクラバ
使用感を試験中。冷える・・


iPhone(AU)
さすがAU。圏外になることは無かった。防水ケースが気圧の関係で膨らんで使いづらい


三段目から廊下へ


廊下突き当たり付近
風が強く視界も悪い。なにより寒い・・ここから下山する


雪質は良いのだが、視界が悪くて滑るのに苦労する


kinpeiさん

キャプテン
インターレス解除に失敗。ブレた映像で失礼


スーさん



田中パパ
東谷ギリギリを滑る


西の尾根末端
キャプテン


kinpeiさん



田中ママ


田中パパ


クラッシックルートに合流


スーさん


田中パパ


Mix


kinpeiさん
今日のパウダー大賞


一段目
スーさん



白銀荘キャンプ場法面
田中パパ


ビーコンテスト
周波数のずれたF1に対するグループテスト中。エラー表示のMAMMUT ELEMENT


複数埋没(DSPと周波数のずれたF1)
F1とDSPは周波数のずれたF1を捜索できたが、ELEMENTはまったく捜索不能だった


たらこ

今回のツアーは、滑りはまったく期待していなかっただけに、ささやかながらパウダーを滑ることができてとても嬉しい。なにより仲間と登るのは楽しい。素晴らしいシーズンインだった。






写真は、大西のSONY HDR-XR500のHDムービーから静止画切り出し(16:9)

ツアー記録目次  Top Page