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2011年5月15日(日)
三段山スキーツアー
(伝説のツアー山頂焼肉)

天候:曇りのち晴れ
気温:0〜10度
風速:無風〜3m/s
雪量:十分
雪質:5〜10センチ程度の新雪
コース:白銀荘9:25-11:55三段山山頂13:31-14:52白銀荘
メンバー:大西、田中パパ、ママ、スー、キャプテン、kinpei、タカヤ、takahasi、T田、Mix 計9名+1犬

震災復興から帰ってきたスーさんを慰労する焼肉ツアーを計画したが、天気予報が微妙で、雨のち晴れ。
前日に三段山を滑ったスーさんによると、全山ガリガリの雪質で滑落の恐怖を感じたほどだったとのこと。
普通に考えると、かなりリスキーな状況だが、
1.夜に降った雪がガリガリを覆い、新雪を滑ることができる。
2.登りはガスで雪が腐ることなくコンディションが保たれ、焼肉〜滑降する頃には快晴・無風となる。
このような超希望的観測に基づいて焼肉ツアーを決行することにした。さて・・

出発時には弱い雨。山はガスで真っ白。まぁこれは想定内なので驚かない。予想通り10センチ程度の新雪が積もっていたので雪質の心配は無さそうだ。
二段目付近でパークボランティア三段山スキー隊とすれ違い、立原先生と挨拶を交わした。
視界は無いが、ガスのおかげで登りは涼しかった。途中で来るべき快晴に備えて日焼け止めを塗っていたら、仲間に怪訝な顔をされる。

普段よりもゆっくりなペースで到着した山頂は、ガスに包まれていたが多くの登山者で賑わっていた。
その中のテレ&スノーボードのパーティの方から「三段山クラブの大西さんですか?」と声を掛けられた。Mixがずいぶんとお世話になったらしい。どうもありがとう。

さて、お目当てのフリコ沢の弱層テストをして滑降ラインの安全は確認したが、この視界では滑ることができない。私の予想では快晴になるまであと一時間はかかる。
ここでtakahasiさんから焼肉で視界待ちを兼ねては?というグッドアイデアが提案され、風を避けた場所で夢の山頂焼肉が実現した。
長らく三段山で遊んできたが、山頂での焼肉は初めてだ。カミフ豚サガリにT田さんが持ってきてくれた行者ニンニクをが投入される。美味い。
そのうち予想通りガスが晴れ、素晴らしい景観に囲まれての焼肉となった。最高に盛り上がったところでフリコ沢へ滑降開始!あとは画像を見てほしい。


小雨・・


白銀荘前
新雪が積もっていたが、湿っていたのでシールワックスを念入りに塗る



出発前の様子
ほぼフルメンバー。とても嬉しい


出発

一段目
真っ白(視界が)

二段目
さらに真っ白


四段目
雲の上に出られるかもと期待したが・・真っ白


山頂に到着!

フリコ沢の滑降に備えて弱層テスト
-25センチ、肩の2回目で破断。弱層は「こしもざらめ」。
新雪部分は雪崩れやすいが、その層は薄くて危険性は低いと判断


視界待ちの焼肉開始!


カミフ豚サガリと行者ニンニク


晴れてきた!後方は三段山山頂


ガスが晴れて素晴らしい景観に囲まれる。上ホロカメットク
正面壁


十勝岳ピークも見える


フリコ沢も見えてきた
歓喜の大西


滑降準備

大西
撮影ポイントから山頂を見上げる


滑降開始!
田中パパ
&Mix


田中パパ
フリコ沢はハードバーンの上に10センチの新雪。非常に滑りやすいコンディションでした


スーさん


kinpeiさんも滑降開始



kinpeiさん


takahasi
このパウダー!


T田さん


田中ママ


キャプテン


タカヤ



フリコ沢ボトムから山頂を振り返る


この後は、北壁〜大テラス〜東谷へ
前十勝側を登り返して滑るスーさん



まず小テラスまでフリコ沢のボトムを滑る


北壁へトラバース中


北壁到着


ファーストは田中パパ


田中パパ


田中パパのシュプール


Mixとシュプールを見つめる


次はkinpeiさん


kinpeiさん



takahasiさん
激しい滑り


T田さん


T田さん
何故か1人ブリザード状態に


タカヤ


スーさん


田中ママ
北壁の横のラインを滑る


キャプテン&田中ママ


北壁を見上げる
シュプールだらけ、幸せ・・


今回は撮影に徹する大西


最後は東谷へトラバース


東谷
小さな雪崩が見える。点発生の小規模なもの


皆、思い思いのラインを滑る


尾根を滑る田中パパ
少し雪が重たくなってきた


駆け下るMix


kinpeiさん


takahasiさんと雪崩


田中パパ


T田さん


スーさん


タカヤ


さらにトラバースして二段目上に
登る時には見えなかった前十勝の勇姿が


二段目
この雪の多さは驚きだ。今シーズンは雪量は少なかったと思うのだが、雪解けが遅れているようだ


スーさん
このあたりから雪が腐り始める


T田さん


キャプテン


タカヤ
嬉しそう


kinpeiさん
ポールを上げて決めている


一段目上


一段目
無数のシュプールでゲレンデ状態


一段目下から白銀荘を見る


到着〜
キャンプ場までたっぷり雪が残っている


キャプテンと前十勝


お疲れ様


最高の仲間と最高の天候、今の時期では信じられないほど最高の雪。
最高づくしの素晴らしツアーでした。山頂焼肉と共に三段山クラブ内で語り継がれる「伝説のツアー」になりそうです


写真は、大西のSONY HDR-XR500のHDムービーから静止画切り出し(16:9)とタカヤのパナソニック LUMIX DMC-FT1(4:3)

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