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2009年3月22日(日)
前十勝スキーツアー(強風悪雪に完敗)

天候:くもり
気温:0度
風速:無風〜15m/s
雪量:十分
雪質:ハードバーンの上に縞状の風成雪
コース:白銀荘(9:10)〜(10:26)前十勝1,314m(10:38)〜白銀荘(11:35)
メンバー:大西、ぱっちまん、田中パパ、田中ママ、ゆうちゃん、タカヤ、Mix 計6名+1犬
テレマークスキークラブ道北 かっちゃん


さて、例によって天候が悪い。今日は強風で午後から雨の予報だ。
そんな天候なのに富良野岳も白銀荘前も混み合っていた。特に白銀荘は湯喜祭の開催中で大変な賑わいだった。
麓から見た山は盛大な雪煙を吹き上げていた。かなりの強風だ。
当初三段山を考えていたが、確実に2段目より上には登れそうにない。風向きを考慮して前十勝に登ってみた。
樹林帯はほぼ無風で平和。しかし、それより上は視界は良いものの強風地獄だった。
フェイスマスクをしないと飛んできた雪で顔が痛い。日が差しているのに完全装備。気温が高いので体に付いた雪が溶けて濡れる・・
さらに、まともな向かい風に加えてスリップしやすい雪質で、さっぱり高度が上がらない。
結局、標高1,300m付近が限界だった。視界が利くうちにとっとと下山することにする。
滑ってみると、黄砂混じりのハードバーンの上に締まった風成雪が縞状に残っているという、難しいコンディション。
油断するとパックされた部分で足払いを受けたように転ぶ。ファーストの旦那は派手に足払いをくらい、ビデオカメラケースが顔面を直撃して負傷。鼻の骨が折れたかと思った。
血のりの付いたカメラを構えて、なんとか滑降シーンを撮影した後は速やかに撤収。
うーん、ハードだ。
とても手強いツアーだった。

 


久しぶりに山並みが見えたので撮影


しかし、そこで見たのは烈風で雪煙が吹き上がっている三段山の姿だった・・


富良野岳の状況

前十勝が一番マシそうだった

前十勝へ出発

ぱっちまんと前十勝

最初は風が強いね?なんて余裕だったが・・

すぐに完全装備が必要になった

烈風の中高度を上げるが・・辛い

1,300m付近で降参、滑降する
ヘルメットカメラとぱっちまん


ファーストを滑降後、顔面に負傷した大西
原因は、ビデオカメラケースの直撃


なんとか滑降シーンを撮影する



油断すると足払いをくらう









ご機嫌な山小屋さんツアーと遭遇
今日の雪と風は手強いですよ、気をつけて!

滑りで感じた欲求不満の解消はこれだ!

湯喜祭り会場に乱入する大きなお友達

当然大西も

タカヤ


チャーミング(鼻から血が出ているけど)

負傷したときには「バキッ!」という大きな音がしたので、確実に鼻の骨が折れたと思った。しかし、どうやらその音はゴーグルが壊れた音だったみたい。びっくりしたなぁ
試練だった・・でもこのメンツならどんなシチュエーションでも楽しいことを再確認。しゃべりながら歩くと疲れることも再確認・・


写真は、SONY HDR-XR500の動画からの切り出し(1440*1080 16:9)とPENTAX Optio W60(4:3)

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