2008年12月7日(日) 旭岳スキーツアー(深く軽いパウダー) 天候:吹雪 十勝岳方面が雪不足ということで、久しぶりに旭岳に入ってみた。丁度この日スキー場がオープンということでロープウェイが動いていたが、我々には関係ない。シーズンインの足慣らしのためにスキーコース上をシールで登行した。 当初、避難小屋まで上がる予定だったが、風が強く視界も悪いので姿見駅から盤の沢経由で下山した。 驚いたのは積雪量。確かにブッシュが多く滑降コースも限られるが、予想以上に雪が多い。そして深くて軽い素晴らしい新雪。 注意:12月7日の時点ではAコースは閉鎖されていました。 |
気圧性中耳炎にご注意
素晴らしいツアーだったのですが、少し風邪気味だったせいか鼓膜の内外に気圧の差ができました。
帰りの車中でバルサルバ法などを試すも、いつの間にか居眠りしてしまって(大失敗)耳抜きが充分にできませんでした。
帰宅後に右耳に激痛が走り耳鳴りするようになり、さらに頭痛と歯痛まで併発(頭の右半分全体が痛かった)。
その日の晩は痛みのためほとんど眠れず、翌日朝一で耳鼻科に駆け込みました。
診察の結果は、気圧性中耳炎が悪化して分泌物が中耳に溜まった状態になった「浸出性中耳炎」でした。
すぐに麻酔をかけられ、鼓膜を切開。耳から血の混じった分泌物が出てくるのを押さえながら帰宅。
痛みは少し和らいだものの、頭痛が納まらずその日は夜までぶっ倒れていました。
我が子も長く浸出性中耳炎で苦しんでいましたが、夜泣きしていた気持ちが分かります。
その後は抗生物質と痛み止めの服用でだいぶ楽になりましたが、2日後も聴力検査と分泌物のバキューム。5日後にも通院。
気圧で耳の調子が悪くなることは結構ありましたが、ここまで悪化したのは初めてなのでショックです。皆さんもお気をつけ下さい。
もしこうなった場合、早めの耳鼻科受診をお勧めします。放置すると、最悪の場合難聴になるそうです。
バルサルバ法:
最初に鼻をかみます。次に鼻とつまんで空気を吸い込み、口を閉じて吸い込んだ息を耳へと送り込みます。
この動作を耳が抜ける感じがするまで数回繰り返します。あまり強くやると鼓膜に傷をつける可能性があるので気をつけましょう。
写真は、SONY HDR-SR7ハンディカムからの動画切り出し(16:9)