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2007年4月29日(日)
三段山スキーツアー(悪雪焼き肉)

どうも最近は天候と雪に恵まれないツアーが続く。今回も一昨日に 30〜40センチ程度の積雪があり、それが盛大に腐ってしまった状態に突入してしまった。雪には「妖怪板掴み」が多数生息していて、まともに滑ることができない。唯一の慰めは焼き肉・・

天候:晴れのち曇り
気温:5〜10度
風速:4〜5m/s
雪量:十分
雪質:フィルムクラストと湿った新雪が縞模様になっている
コース:白銀荘(9:27)〜(12:02)三段山山頂(12:22)〜フリコ沢〜白銀荘(15:05)
メンバー:旦那、田中ファミリー(パパ、ママ、ゆうちゃん、Mix)、かっちゃん、スー、ピンキー、タカヤ 計8名+1犬

三段山は山頂付近の極一部は比較的まともな雪質だったが、それ以下の標高では悲惨だった(富良野岳に入った仲間によると、富良野岳も同じだったとのこと)。
斜面が茶色と白の縞模様になっており、茶色いフィルムクラストした部分は滑れるが、白い新雪部分(たっぷりと水を含んでいる)に板が入ると急ブレーキがかかる。テレマーカーはそこで簡単に前転転倒。
ちなみに、29日の三段山山頂直下東斜面斜度37度でのシャベルコンプレッションテストの結果は、
-20センチに肩でずれるこしまり雪の弱層。-80センチにザラメの弱層。一応コンディションはグリーンライト。
-80センチの弱層は、シャベルコンプレッションテストではずれなかったが、シャベルシアーテストではEasyでずれた。
こうなると判断が難しいが、比較的雪がしっかりしていたのでスキーヤーの荷重は-80センチに達する前に横方向に分散するだろうと判断して滑降。
下部の急斜面では、大量のアンモナイトの発生と小さな点発生湿雪表層雪崩が起きていた。
かっちゃんによると、1日前の富良野岳北尾根TGRでは自分達が発生させたアンモナイトに追いかけられて大変だったとか・・確かにあれに追いかけられて追突されたら、ちょっと怖いな・・

登山口
雪量は豊富

一段目

一段目上の樹林帯

二段目の巨大アンモナイト?

二段目上

天候は晴れだが高曇りがち、気温は高め

富良野岳

三段山全景

前十勝をバックに登る

途中の休憩時に、板の話になる

板フラワー
旦那のWSのみ一世代前・・

廊下

山頂へ

山頂から見た富良野岳

フリコ沢への滑降が可能かどうか弱層テスト

傾斜は37度。
一番雪崩の危険な斜度である

シャベルコンプレッションテスト

-20センチの弱層
スノーソーにスケールを書いてある

滑降する斜面をのぞき込む面々

ファーストは田中パパ

田中パパ&Mix

田中ママ

ピンキーことしのぶちゃん

ピンキー

それを撮影するタカヤ

スーさん

スー

スー

かっちゃん

かっちゃん

かっちゃん

かっちゃん

タカヤ

小テラスへ滑り込む
かっちゃん

妖怪板掴みに豪快にやられる
かっちゃん

大テラスへ滑り込む
スー

板掴みに触雷したピンキー

田中パパが妖怪に板を捕まれた瞬間

東谷へ
田中パパ

うまくフイルムクラストの上を選んで滑る

ピンキー

ピンキー

ワンステップターンで滑る
かっちゃん

スー

またもや板掴み・・

タカヤ

犬神家の一族状態
タカヤ

ゴロゴロ発生するアンモナイト

まぁ、アレだ焼き肉だ

牛タン

アイヌネギ

宴は盛り上がり・・

何時までも続く・・

東壁をトラバース

二段目を滑る
タカヤ

腰掛け滑りで妖怪板掴みに対抗する
スー

一段目へ
タカヤ

ガイドの山小屋ツアーに出会う
これは・・

ドギーズだ!
高等技後ろドギーズ

ドギーズだらけ
今回のデジカメ画像の大部分はタカヤがデジタル一眼レフ(Nikon D50)で撮影してくれたものです。ありがとうございました。妙に画質の悪いものは旦那のDVカメラから静止画を切り出したものです。

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