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2004年4月29日(木) みどりの日
前十勝スキーツアー(今シーズン初前十勝)

現地で行き先を協議した結果、今シーズン初の前十勝ツアーを行うことになった。
天候は久しぶりのド快晴。稜線は風が強かったようだが、それ以外はほとんど無風。非常に暑いツアーとなった。
前十勝は、火山活動の活発化や積雪量の少なさなどから敬遠していたのだが、今日滑ってみた感じでは特に問題は無かった。
S62火口の噴煙の様子は何時もと同じに見えたが、警戒して近寄るのは止めた。
適当に高度を上げてから滑ってみる。火山灰で黒くなった雪面の上に薄い透明な氷が張っているという変な雪だった。それをバリバリと割りながら滑る。あまり面白くない。ハードバーンもやっぱり面白くない。
昼食をゆっくり摂って雪が緩むのを待った。ビールを回し飲みする。のんびりしていて良い感じだ。
午後からは期待通り雪質はザラメになったが、ザラメになりすぎて妖怪「板掴み」が大量発生してしまった。油断すると板がビタ止まりして体が前方へ投げ出される。
かっちゃんは、肉離れ?でリタイヤ。残った僕らは正面スロープを登り返して滑った。白銀荘の望遠鏡で見ているかっちゃんからプレッシャーをかける無線が入る。「ギャラリーが見てるでー気合い入れて滑ってもらわんと」
正面スロープは結構滑りごたえがあり、後半は足がパンプした。今日はもうこれで終了。暑すぎてバテた。
今日一番驚いたこと・・・ぱっちまんは、台所用洗剤「チャーミーグリーン」で洗顔している!

天候:快晴
風速:0〜3メートル
気温:未計測だけど、10度くらいはあったと思う
雪量:十分
雪質:ハードバーン〜火山灰で汚れたザラメ〜快適なザラメ〜深ザラメ
コース:白銀荘〜前十勝付近
メンバー:旦那、スー、田中パパ、ぱっちまん、かっちゃん、Mix 計5名+1匹


出発
心配された風は、稜線上だけが強かったようだ

新築された十勝岳火山観測小屋
光ファイバーも引かれたらしい

前十勝
雪は、少な目とはいえ十分な量があるようだ

ボウル斜面の上に到達

S62噴火口の様子
盛んに噴煙が上がっていた。用心してこれ以上は近寄らないことにした

正面スロープ寄りに高度を上げて滑降する。あたり一面火山灰で変色した変な雪質だった

田中パパ

ぱっちまん(チャーミー)

かっちゃん
この一本目で肉離れを起こしたらしい
昨年は同じような時期に同じ場所で骨折している

呪われた運命と闘え!かっちゃん!
の図(痛そう)

スー

西へトラバースして、大斜面を滑る
スー

田中パパ

かっちゃん

スー

かっちゃんと別れ、正面スロープへ登り返し
枯れたハイマツが一面にあった

富良野岳をバックに滑る
ぱっちまん

猛烈なスピードで滑る
田中パパ

遠くに白銀荘が見える・・
そう、白銀荘からこちらは丸見えなのである

スー

カバワラの手前

用意ドン!で一斉に滑る

ザラメが気持ちいい

カバワラを滑る田中パパ

ぱっちまん

滑降終了
暑くてバテた・・

白銀から見た前十勝と正面スロープ
天気がよいのはいいけど、なまらバテた・・今日は水が一リットル欲しかった。
カバワラから下は、「妖怪板掴み」にやられました。ビタ止まりにご注意下さい。
注意!
岩石が雪のすぐ下に隠れていることがあります。

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