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2003年3月23日(日)危険!!!:雪崩・道迷い・レスキュー困難
三峰山スキーツアー(ここはこの世の天国か!?)

かねてからの念願だった三峰山スキーツアー。ぱっちまんをリーダーに、田中ファミリー隊と共に出発。
序盤は酷いサンクラストで苦労した。オンザレールの急坂でみどりママが右膝を捻ってしまい、付き添いのゆきこさんと共に途中でドロップアウト。
残りのメンバーで三峰山を目指したが、稜線付近は風が強そうだったことと、雪がウインドパックされはじめたので、稜線の手前で断念した。
この付近は周囲の景観が素晴らしく、いつものフィールドとは違う風景はいつまで見ていても飽きなかった。
滑り出してみると、東向きの斜面は雪が良くて、少し重ためだが20センチくらいのパウダーを楽しむことができた。ボウル状の斜面や、沢状の斜面など変化に富んだ斜面が多く、開拓しがいのあるエリアだと思う。
三日間とも快晴で、特に今日は気温も高めだったので雪質には期待していなかった。それだけにとても嬉しい。
天候:快晴
風速:0〜3m(稜線ではかなり強い風が吹いているようだった)
気温:5度
雪質:サンクラスト〜20センチのパウダー
雪量:十分
メンバー:ぱっちまん、旦那、ゆきこ、なまこ、toshi、ito、naru、みどりママ、スー、ナガ、ひでき、田中ファミリー隊(パパ、ママ、あいちゃん、ゆうちゃん、ミックス) 合計11名+4名+1犬

危険なフィールドなので、トラックログは、掲載しません。


行動食をつくるぱっちまん。バター砂糖サンド・・

今日は朝から快晴

三峰山を目指して出発

途中、激しいアップダウンがあり、ここのサンクラスト斜面でみどりママが足を捻ったために、ゆきこが付き添って引き返した

リチャードにぴったりの巨大キッカー発見!

どんどん、おいしそうな斜面が見えてくる

意外なことに、雪の状態はどんどん良くなってきた

通称「テラス」に到着

目的地の稜線は風が強く、雪もクラストしているので、このあたりから滑降

よだれの出そうなオープンバーンのファーストを頂く
ぱっちまん
ここで、20センチ程度のパウダー。しかし、所々クラストした部分もあるので、要注意だった

独特の「溜め」フォームで滑るナガさん

toshi

なまこ

ito

ゆうちゃん

テラスで昼食。暖かくて落ち着く
この後、シールを付けて別の斜面へ上り返し。ちなみに、ここは全層雪崩の名所
ショートターンを決める
ゆうちゃん

mixと共に、あいちゃん

naru

ito

スー
ちょっかり

ひでき

toshi

富良野岳をバックに滑る
なまこ

次は、この谷を滑ろう
東向きで雪質は良いけど・・雪崩が怖いね

ファーストは田中パパ
無線で「雪崩れたら助けてくれよ」のメッセージの後、スタート

セカンドは、ぱっちまん
もの凄い高速ロングターン・・

ゆうちゃん

あいちゃん

なまこ

ナガ
クラスト斜面を、無線の指示に従って滑降ポイントへ移動中

ナガ
お見事!素晴らしい滑りだった

ひでき
上手くなった

ひでき
板のテール10センチに乗ったウイリー滑り
ホントにテレマーク?

スー

ito

ito

naru

toshi

パウダーの樹林帯を滑り降りる

逆光の中のぱっちまん

最後はピースで締めくくり
ぱっちまんに案内してもらった三峰山は、スキーヤーにとっては本当に素晴らしい、夢のようなフィールドでした。
しかし、そこへ至るには激しいアップダウンと雪崩の巣を通過しなくてはいけません。三峰山自体が、毎年のように大規模な全層雪崩を起こす場所ですし、アップダウンがある為レスキューがとても困難なエリアです。地形がとても複雑なので、視界が悪いと道迷いの可能性もあります。ですから危険度は!!!とさせてもらいます。
今回は酷くクラストした斜面でみどりママが足を捻挫しました。十分警戒して斜滑降で降りたのですが、テレマークポジションを取っていたために、片足に変な力がかかったようです。
旦那も同じ斜面で転倒しましたが、7tmが解放してくれたので、軽く右足首を捻っただけで助かりました。

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