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2003年3月21日(金) 危険!:雪崩
富良野岳スキーツアー(望外のパウダー)

今日は、天気が良ければ凌雲閣から富良野岳のコルを目指すはずだったが、朝は生憎と曇り空だったために、行き先を急遽富良野岳へ変更。
NABのY田さんや、ゆーださんらとバーデン上富良野前で出会い、お互いの予定コースを教え合って、滑降コースが重複しないように心がけた。さらに、無線機の周波数を合わせて連絡手段を確保した。
天候はどんどん回復し、青空が広がってくる。先週とは違い風も無くて順調に滑降ポイントまで到達できた。
いや、順調とは言い切れない。先行するNABのトレースを辿ったのだが、直登が多く、スリップして難儀した。この試練をY田塾と呼ぶ。塾長、きついっす。
ジャイアント尾根の森林限界へ上がってみると、昨日からの素晴らしいシュプールがいくつかあったが、まだまだノートラックの斜面が残されていた。よだれが出そうだ。
滑降前に、NABと無線交信して彼らが北尾根を滑る姿を望遠で撮影した。スカイラインから高速ロングターンで一気に樹林帯へ滑っていく。その滑りに我々の志気も上がる。よし!行こう!
まずは、ジャイアント尾根西側の谷を攻めた。極上の30センチパウダー。谷のボトムまで降りた後、再びジャイアント尾根を上り返し、反対側のベベルイ沢へ落ちる。
今度はNABがこちらを撮影してくれる。こうして存分に富良野岳を楽しませてもらった。最後に北尾根の急斜面を雪崩と共に滑り降りて今日のプログラムは終了。白銀荘で今日から3日間のオフミに突入するHYMLの先発隊と出会えた。
登山者らに聞くと、三段山も前十勝も最高のコンディションだとのこと。明日からどこを滑るか楽しみだ。

天候:晴れ時々曇り
気温:-8〜-12度
風速:0〜5m
雪質:全面に渡って30センチのパウダー。最高のコンディションだった
メンバー:旦那、ゆきこ、スー、キャプテン、toshi、ito、naru、ぱっちまん、田中パパ、ゆうちゃん、ミックス 合計10名+1匹

コースタイム:バーデン上富良野前8:47-ベベルイ沢通過9:20-10:40滑降開始地点(1502m)11:00-二十林班沢川ボトム(1304m)11:14-12:00滑降開始地点(1502m)12:23-北尾根(1230m)13:10-バーデン上富良野前13:41

トラックログ付き地図(詳細図へのリンクは外しました)(赤のラインが上り・青が下り)


山はガスがかかっていたので、悪天候=富良野岳のセオリーで富良野岳へ

ところが、どんどん晴れてくる。順調に森林限界へ

北尾根が見えてきた
Mix&田中パパ

目前においしそうな斜面が広がっている。北尾根のNABと連絡を取る

次々と北尾根からベベルイ沢へダイブするNABの面々
Y田

ゆーだ

みっちゃん

こちらは、反対側の二十林班沢川へ、
ぱっちまん

ぱっちまん
最高のパウダーだ

田中パパ

スー

toshi

naru

ito

ゆうちゃん

ゆきこ

キャプテン

二十林班沢川から、ジャイアント尾根へ登り返し

再びジャイアント尾根からNAB を撮影
ゆーだ

Y田

今度はNABがこちらを撮影してくれている。
ファーストは田中パパ

田中パパ
凄いスピードで吹っ飛んでいった

ぱっちまん

ゆきこ

toshi

ito

田中パパ&Mix

ぱっちまん

naru

ito
ここからさらにパウダーが深くなる

ゆうちゃん

ゆきこ

キャプテン

スー

北尾根TGRへ、
尾根上でしばし休憩

さあ、最後の滑りだ。
急傾斜の樹林帯へ突っ込む

ゆきこ

toshi

ito

naru

ぱっちまん
過激!

スーも負けていない

はぁー楽しかった。
バーデン上富良野から、今滑ってきた富良野岳を見上げる

ベベルイ沢のアップ
シュプールだらけにしてしまいました・・
沢の雪は安定していましたが、北尾根TGRではチリ雪崩が発生し、雪崩と共に滑り降りました。よって危険度!


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