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2003年1月11日(土)
十勝岳山麓バックカントリースキー(ガイドの山小屋ツアー)

骨折から6週目。なんとかギプスは取れたがスキーツアーには行けない・・欲求不満でくすぶっていた旦那に、ガイドの山小屋さんから「リハビリにうちのツアーに参加しませんか?」との優しいお言葉をいただいた。ガイドの山小屋さんのツアー一行とは時々三段山の山中でお会いするけど、参加するのは初めて。どんなツアーなのか山小屋さんのHPで予習してみた。

「十勝連峰の山岳風景、むきだしの大自然が迫る雄大な景色があなたを魅了することでしょう。結晶そのままのパウダースノー。すぐ近くを流れる雲。眼下には富良野・美瑛の丘陵が広がります。初級程度のスキー経験で参加できますが、不安な方はスノーシューでの参加なら安心です。4コース日替わりで実施しています。ツアーのあとは雪の吹上温泉でさっぱりしましょう。北海道No.1の人気ツアーです。 」ガイドの山小屋HPより。

素晴らしい!普段殺伐としたツアーばかりやっていた旦那には、限りなく優しく素敵なツアーに思える。さっそく夫婦でおじゃまさせてもらった。

天候:快晴
気温:-5〜-9度
風速:0m
視界:良好
雪量:十分(膝下までのラッセル)
雪質:パウダー
コース:凌雲閣〜崖尾根〜白銀荘
凌雲閣10:30〜14:50凌雲閣
メンバー:(ガイドの山小屋ツアー:4名)、旦那、ゆきこ 合計7人(順不同)テレマーク6名+スノーシュー1名


美瑛の丘
朝日輝く丘陵地帯を、ガイドの山小屋さんの元へ急ぐ

ガイドの山小屋
到着

ガイドの山小屋
出発まで、しばしくつろぐ

車で出発
装備の点検を受けた後、出発!

上富良野へ走る
前方から十勝連峰が見えてきた

上富良野
圧倒的な迫力で山が迫ってくる

三段山
曲がりくねった急峻な道を走ると、三段山が見えてきた。もうすぐ到着だ

白銀荘
到着の頃にはすっかり快晴。前十勝がよく見える

凌雲閣駐車場
出発地点へ到着

スキー、スノーシュー装着
初めて履くスノーシューの装着を手伝ってもらっている様子

出発前の入念なセーフティトーク
準備体操、キックターンの仕方などを何度も練習する

いよいよツアー開始!
後ろの建物は凌雲閣

崖尾根へ向かう山小屋さん

正面に見えるのは上ホロカメットク
北西壁が凄い迫力

富良野岳をバックに登る

しばし休憩
最高のロケーションで休憩。皆さん写真撮影に余念がない

初めての小滑降、ちょうど良い足慣らしだ

いよいよ崖尾根へアプローチする

山小屋さんが安全を確保している間、皆はここで待機

待機している間に、景観を楽しもう

冠雪したエゾマツ

樹氷と上ホロ

弱層試験をして、雪崩の危険性を確かめた後、急斜面をを登る山小屋さん。一番の難所だ

安全が確認されてから、いざ崖尾根へ!

ここだけはスキーを脱いで登る。先頭の人は結構きつい。

やっと崖尾根の上へ。
三段山のピーク付近が見える

ここでお茶休憩

山小屋スペシャル紅茶やお菓子が振る舞われる

たっぷり休憩した後、再び出発

灌木が広がる雪原を行く

深いラッセルを辿る

参加者の笑顔が印象的だった。
常に笑いが絶えない

三段山噴火口近くのオープンバーンに到着。もちろんノートラック。
お待ちかねの大滑降だ

先陣を切ってバージントラックを刻む山小屋さん

パウダーを吹き上げながら大きなターン弧を描いていく

そのまま樹林帯へ・・

広大なオープンバーンの気に入った所を滑る

歓声を上げながら皆で滑降
スノーシューも後に続く

たっぷり雪を抱いた樹林帯を行く。心が安まる。

山小屋さんが、絶好の昼食ポイントを確保してくれる

昼食タイム
ここでもお茶のサービス

昼食タイム
めいめいおにぎりなどをぱくつく

このツアーの素晴らしさを語ってくれた山小屋さん。
キーワードは「出会い」

時折、樹木から粉雪がきらめきながら降り注いでくる

ふと仰ぎ見ると、青空とエゾマツが見下ろしていた

ツアー後半、樹林帯にぽっかりと出現した斜面を滑る

樹林帯の雪は深く、上手く乗らないと、なかなかスピードが出ない

雪へダイブ!

深雪まみれとなる。
これも気持ちがよい

スキーの上手い人は、テレマークターンを決めよう!

だいぶ、日が傾いてきた。
木漏れ日の中を滑る

巨木の間を歩く

前方に見えるのは白銀荘の駐車場。最後の斜面だ

急斜面に思い切って突っ込む

腰までのパウダーを楽しむ

白銀荘の駐車場へ到着

白銀荘
冬もにぎやかな白銀荘。たくさん登山者が居る

冷えた体には温泉が一番
さあ、露天風呂へ急ごう!

ゆっくり温泉に浸かった後で、再びガイドの山小屋さんのお家へ。
暖かいストーブが迎えてくれる

熱いコーヒーをいただき、しばし休憩。ツアーを振り返っての会話が弾む。今日は素晴らしいツアーをありがとうございました

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