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2002年11月16日(土)
三段山スキーツアー(今シーズン初登頂!そして素晴らしきパウダー)

大雪の旭川を抜けて上富良野に入ると、びっくりするほど雪が無かった。
嫌な予感がする。白銀荘に到着してみると案の定雪が少ない。先々週と同じくらいだ。
ため息をつきながら藪の中を登る。雪質の良さだけが救いだ。
二段目あたりから積雪量が増え始め、30センチくらいのラッセルとなる。二段目の上は先々週とは比べものにならないくらい十分に雪があった。
しかし、このあたりから視界不良となる。
ハイマツをかわしながら、ときおり膝までのラッセルをこなして山頂到着。今シーズン初登頂だ。毎年の事ながら初登頂はとても嬉しい。
天候が悪いので、すぐに下山を開始する。
滑降してみると最高のパウダー!十分な雪量!視界不良の中をオーバーヘッドパウダーを楽しみながら、夢中になって滑り降りる。
尾根はハイマツが出ていて危険なので、谷の中を降るのがコツだ。
二段目まで快適に滑降を楽しむことができた。
この時期ではこの好条件はとても珍しい。視界さえ良ければ100点を付けたいところだ。
二段目より下は、先々週と同じく藪スキー。一段目は滑降を楽しめる。くれぐれも雪の下の倒木に気を付けよう。
今日の負傷者:スキーの先端で顔を切って流血したK藤君。


天候:雪
気温:-9〜-15度
風速:0〜2m
視界:不良
雪量:二段目より下は不足、それより上部は十分。
雪質:全域に渡って良質のパウダー。
コース:白銀荘〜三段山山頂
白銀荘10:15(1414m)-12:27廊下(1522m)12:44-13:26三段山山頂(1734m)13:43-白銀荘(1414m)14:50
メンバー:旦那、ゆきこ、スー、K宮、K藤、E山 合計6名(順不同)

トラックログ付き地図(赤のラインが上り、青が下り)


白銀荘前
雪の量が不安だ

登山口
先々週とあまり積雪量が変わっていない

一段目
前方に見える一段目も前回と変わらず

二段目
ひどい藪状態。これでも前回よりはマシか?

二段目の上
ちょっと驚いた。ここは予想以上に雪が多そうだ

ハイマツに足を捕られることなく、登ることができる

三段目
尾根上はクラストしている。視界も悪くなってきた

廊下
雪の量が多く、ラッセルを強いられる。しかし、雪があるだけうれしい

四段目
ここから視界が極端に悪くなる

山頂直下
部分的に腰までのラッセルがあったたり、岩が露出していたりする。吹きだまりのなせる技

山頂
何度味わっても嬉しいシーズン初登頂

山頂標識
分厚い氷に覆われていたが、テレブーツキックで除去

いよいよ、滑降開始。
視界不良に泣かされる

しかし、この雪はどうだ!?十分な雪量、極上のパウダー!!
スー

踊るように滑る
E山

先週の旭岳の雪辱戦
K宮

久々の登場、ビッグになって(所帯を持って)帰ってきた
K藤

K宮

スー

廊下から谷へ入る。
そこはオーバーヘッドパウダーの世界
スー

パウダーの下のギャップに突然跳ね上げられる事がある
K藤

途中、ゴーグルが曇って視界を奪われた
ゆきこ

再び藪へ

僅かだが気持の良い斜面もある
スー

ゆきこ

一段目
E山

木々の間を抜ける
K藤

スー

ゆきこ
これでお楽しみはお終い


白銀荘到着!
釧路労山と漁テレ3号の宴会テント

この時期で、このパウダーは素晴らしい!
今年の三段山は例年より半月ほどシーズンインが早いようです。

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