010203　三段山

写真1　一段目	結果：二段目上、標高1340mで撤退天候：雪、視界悪し風速：0～2メートル気温：-17～-20度雪量：二段目より上は風で飛ばされて少ない雪質：カリカリのウインドパック～重雪コース：白銀荘～二段目上～吹き上げ温泉樹林帯今日から二日間、東京からやってきたH谷さんを迎え、三段山クラブ＆テレテレ隊の合同合宿ツアー。第一目の今日は三段山ツアー。記録的な悪天候をついて、ぞくぞくスキー馬鹿が集まってきた（遅刻もあったが）。私は前回の腕の怪我が治りきらないうちの参加。おまけに風邪気味で鼻水が止まらない。まあ、どうせ寒くて鼻水が出るから同じか・・・まさしくスキー馬鹿の鏡と言えよう。 11時10分　白銀荘天候：雪、風速1～2m、-17度予定を大幅に遅れて、白銀荘を出発。昨夜強風が吹き荒れたということで、粉雪が飛んだ後の固雪を踏みしめながら登る。いつもなら大抵雪の状態の良い一段目にも重く締まった雪しかない。一段目上の樹林帯の中には、風で折れた枝が散乱していた（写真2）。ラッセルが無いのは楽だが・・・ 12時28分　二段目上天候：雪、風速1～2ｍ、-20度二段目上まで上がってみてがっかり。長い時間をかけてせっかく積もっていた雪が強風で飛ばされて、ハイマツがすっかり顔を出している（写真3）。視界も悪く、これ以上登っても滑りはまったく楽しめそうもないので、ここから下山することにした。ただし、同じコースを戻っても雪が悪くて面白くないので、南西コースと吹き上げ温泉樹林コースに分かれて降りることにする。私は吹き上げ温泉樹林コース班になる。このコースは、吹き上げ温泉へ通じる沢沿いに樹林帯を降りるもので（写真4）、傾斜の緩急がきつく、コース取りも難しくて普段あまり降りる人はいない。しかし、樹林が濃いので良い雪が残っているかと期待しての選択だった。雪さえ良ければ、そこそこ楽しめるコースなのだが、さすがに今日は雪が重たくてスキーがまったく走らない。やっと走ったかと思えばこの始末（写真5～6）。スキーがとっても良く雪に刺さる。特にA部さんはこの後窒息ものの転倒で大変な目に遇っていた。 13時41分　白銀荘天候：曇り、無風、-20度やっと吹き上げ温泉近くの車道に出ておしまい（写真7）。あんまり勢いよく車道に飛び出すと車にはねられるので注意しよう。ここからは10分ほど歩いて白銀荘に到着（写真8）。ああ、疲れた・・・その疲れを癒すべく今晩は大宴会。A部さんによるすき焼き＆ほうとう鍋で満腹。ありがとう、これで風邪も治ります。感想：とにかく雪が無い、雪が悪い。悪天候で雪が降ったのは良いが、風が強いとこうなってしまう。それと、寒かった・・・なんだか条件的には最悪の三段山でした。まあ、こんな日はとっとと温泉・ビールに限りますな。そのかわり、めずらしく吹き上げ温泉樹林コースのログが取れたので見てやってください。明日は、富良野ジャイアントコースです。お楽しみに。	写真2　一段目上の樹林帯
写真3　二段目上		写真4 　吹き上げ温泉コース
写真5　K藤		写真6　A部
写真7　車道へ到着		写真8　白銀荘
写真9　ほうとう


GPSトラックデータ付き山行マップ	俯瞰図