991115三段山玉砕
1999.11.13

三段山玉砕および旭岳かろうじて初滑り記

メンバー;旦那,yukiko(妻)

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三段山

事前調査もせず、勢いで三段山へニュースキーを担いで初滑りにアタックしてきました。
なんか、途中で嫌な予感はしていたんです。山スキーをキャリアに乗せた人が苦笑しながら山から降りてきたし。
結果:玉砕
天候:曇り時々雨
気温:4度
積雪:0センチ

11時00分:
白銀荘到着。
登山口前の広場には素晴らしく青々とした芝生が広がり、その先では熊笹が盛大に繁茂していました(写真1)。
雪は・・あ!ありました。便所の裏に少し。その雪の上で泣きながら記念撮影しました(写真2)。
くそおもしろくないので、旭岳へ向かいました。

写真1:三段山入り口
写真2:便所の裏
旭岳

当初予定になかった、三段山の雪辱戦。
この作戦には勝算があった。先日テレビでXCの練習を旭岳で行っているとの報道があったからである。
結果:私は、おすすめしません。
天候:曇り
気温:2.5度
積雪:10〜15センチ
雪質:最低

13時00分
旭岳ロープウエイ駅駐車場到着。
雪があることはあるのですが、非常に微々たるものです(写真3)。
工事中のロープウエイ駅の周辺はドロドロ(写真4)。普通ならとっとと帰るような状況ですが、今回はなんとか皆さんに初滑りの報告をしたくて、夏道をスキーを担いで登りはじめました(写真5)。
しかし、30分ほど登ったのですが積雪は増えません。随所に岩が顔を出していますし、ストックをつくとダイレクトに土の感触が伝わります。結局あきらめて、スキーを担いで降りてきました。
(でも、ボーダーが滑った痕跡が少しありました。その執念に敬意を表します。)


今度は麓のクロスカントリーコースへ行ってみました。
ロープウエイ駅周辺の夏道よりは雪がありました。滑走が可能になるように、コース上へ周辺から雪が集められています(写真6)。
しかし凄い人出です。全国からやってきたであろうクロスカントリーチームが凄い勢いで練習していました(ホントに凄かった。殺気だった感じ)。
そのような状況下ではテレマーカーは完全に浮いていました。迂闊にコースへ入ったら怒られるか、ストックで突かれそうな雰囲気です(写真7)。
仕方がないのでクロカンチームを刺激しないように付近を探索したところ、使用されていない林間コースになんとか滑走可能な部分を発見!
ほんの15メートルほどの斜面ですし、積雪もぎりぎり10センチ程度です。雪の下にうっすらと見える岩を避けながらどうにか2〜3ターンできる程度でしたが、何度か登りかえしながら滑ることができました。ああ、うれしい(写真8)。しょぼい初滑りですが、なんとか成功しました。

でも欲求不満です!やっぱり”オーンズスキー場に初滑りに行ってくる”が正解だったようです。
いないとは思いますが、「それでも俺は近日中に旭岳へ滑りに行く!」という気骨のある貴兄には、勇駒荘の駐車場横の斜面をおすすめします。

発見!:カービング板の威力。
私は今回初めてカービング(ブラックダイヤモンド レゾリューション)を履いてみたのですが、素晴らしい威力ですね。
雪質は、最中状態で最低だったのですが、安定して滑走できて苦もなくターンできます。以前の板なら確実に転んでいました。
今シーズンは楽しみです。これならかなりの悪雪でも楽しむことができそうです。

写真3:旭岳駐車場
写真4:どろどろ
写真5:ロープウェイ下夏道
写真6:クロカンコース
写真7:クロカンチームの方々
写真8:初滑り(しょぼ!)

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