雪崩エアバック(ABS)-2-
究極の雪崩対策装備、ABSの紹介第二弾です。

実際にエアバックを展開し、確実に作動することを確認してみました。
特に大きな破裂音も無く、展開のスピードも瞬間的ではなくて、2〜3秒ほどかかりました。
展開後のエアバックには、かなり高い圧力がかかっており、押しても凹まないほどでした。


白銀荘にて
HYMLのオフミメンバーと、宿泊客を集めての実演 総数50名くらい

カウントダウンと共に、左胸にある起爆トリガーを引く

トリガーを引いた瞬間
引く力は7Kgとされている。意外と簡単に引けた。誤作動が心配

ポン!という小さな火薬の炸裂音と共に、展開が始まる

エアバックは折りたたまれて、かなりしっかりとにベルクロで固定されているのだが、それを突き破って出てくる

かなり甲高い「プシュー!」という音が響き渡る

容量120Lは、さすがに大きい。ほぼ左右同時に展開する

展開完了
一回の展開につき、ガスカートリッジ+起爆トリガー代金は2万円

前から見たところ
左手は、起爆トリガーにかかったまま。少し熱かった

膨らんだエアバックは、かなり堅く、エアバルブを開けない限りそのままの状態を保つ

もみくちゃ&質問攻め
皆さんの関心はかなり高かった
この日のツアーでは、実際に雪崩に巻き込まれて、ABSを作動させる直前の状況になりました。
2004年1月10日(土)三峰山スキーツアー(雪崩れた)
雪崩エアバックを背負っていて、非常に心強かったです。
次回は、実際のBCでの使い心地などをレポートします。