冬の意外な楽しみ方(自転車編)
2002年10月1日(火)
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冬だ!雪だ!さあ自転車にまたがろう!の話し。
さて、ふつーの人は雪が積もると自転車を物置へしまったりしています。チチチ・・そいつはもったいない。そんな貴方は既成概念に捕らわれているとしか言いようがないですな。
そう、冬こそ自転車、特にMTBの出番です。
ただし車道の路側帯を走るのは考え物です。車道は鬼のように除雪されているので(その労力の1/100000でもいいから歩道の除雪に回したら良いのに)、シーズンを通してかなりツルツルです。しかも道幅が狭くなっているので、車の方がビビってしまい貴方の後に長い渋滞が発生したりします。
狙い目は歩道。適度(いいかげんな)な除雪が絶妙な魅力を発揮するのです。
貴方は平坦な舗装道路をMTBで走っていてむなしくなった事はありませんか?
雪が積もると同時に歩道は素晴らしいラフロードに早変わりして、テーブル、ウオッシュボード、タイトレール等々なんでもありのトリッキーで複雑怪奇なコースを堪能できるようになります。しかも雪が降るたびに激しくコース設定が変わって飽きることがありません。
ミューの低さを生かしたドリフトターンも容易です。発進時には派手に雪煙を上げるように車輪を空転させましょう!
どんなに走ってもバイクが泥で汚れる心配も、チエーンが錆びることもありません。いつもピカピカ!
おまけに転んでもダメージが少ないなんて、まさにMTB天国!さあ、ぶっ飛ばしましょう!
夏と比べると歩行者も格段に少なくて思う様走れますし、まだこの魅力に気づく人も少ないのでかなり目立ちます!これで、貴方はスノースター・・ひょっとしたら女子高生に「キャーカッコイイ!」なんて言われるカモ!?

雪の上だとスリップしない?なーんていらぬ心配をして、スパイクタイヤを探す必要はありません。意外と締まった雪は滑らないものです。
滑りやすい春先には、道路の状態も良くないので、キッパリ乗るのを止めましょう!あー・・ついでに転ぶと痛いから夏にも自転車に乗るのは止めましょうか。厳冬期こそ自転車には最適の季節なのです。


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