Top Page
2009年4月18日(土)〜19日(日)
雪氷災害調査チーム 第2回研修会


参加者:13名
 研究部門:山田知充、荒川逸人、岩花 剛、尾関俊浩、澤柿教伸、杉山 慎、山野井克巳、中村一樹
 ガイド部門:阿部幹雄、大西人史、奈良 亘、高橋学察、宍倉優二

雪氷災害調査チームWebページ

 2009年4月18日〜19日にかけて、旭岳温泉白樺荘にて、雪氷災害調査チームメンバーのうち13名が参加した第2回研修会が開催されました。
 18日夜には報告会として、今シーズンの雪崩(ニトヌプリ・羊蹄山)の調査結果報告(山野井、大西、中村)や、秋田谷先生による気象と結晶の相関、結晶撮影の手法の解説(山田支部長)が行われました。
 その後、ミーティングとして雪氷災害調査チームの運営の在り方や調査時の反省点、新メンバーの選出などについて討議されました。
 19日は快晴下、実技研修として旭岳ロープウェイ姿見駅付近でビーコン捜索訓練、その後、盤の沢付近にてガイド部門に対する雪氷調査と、研究部門のメンバーに対する各種登山技術訓練を行ないました。
 実際の調査結果を踏まえた完成度の高い報告会、実戦的な内容の実技など、非常に充実した研修会でした。

18日:《報告会・ミーティング》
・ニトヌプリ、羊蹄山雪崩の報告、結晶撮影法の解説など
・調査チームミーティング

19日:《実技研修》
・雪氷調査法研修
・登山技術研修(ビーコン捜索、ロープワーク、滑落停止訓練)


18日;報告会の様子

19日;登山技術研修
姿見駅周辺でのビーコン捜索訓練


ビーコン捜索訓練の様子
最新のデジタルビーコンを用いた訓練が行われた

雪氷災害調査チームの腕章

盤の沢へ移動
実技研修として、雪氷調査法と登山技術研修を行う

雪氷調査法研修の様子

スノーサンプラーの取り扱い


上載積雪荷重の測定


ガイド部門のメンバーに対して
マンツーマンで、基本的な調査法がレクチャーされた


シアーフレームテスト
測定装置の操作法

登山技術研修の様子

ロープワークの練習

ガイドが研究者を確保する訓練

不意の滑落を想定した訓練

安全に調査ができるように
支点確保の方法が検討された

滑落停止訓練

実技研修に参加したメンバー
 


写真は、全て阿部幹雄氏提供


Top Page